お正月のカレイを縁起物として食べるのはなぜ?どこの地域の習慣?

   

 
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お正月にカレイを食べるというのをご存知でしょうか?タイ、ブリ、サケのなどがお正月の定番の魚と思われがちですが、カレイも縁起物の魚の一種なんです。そんなカレイは、どこでどんな縁起が担がれて、どんな料理を食べるのか紹介しますね。
 


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カレイはなぜ正月に食べる?

お正月に食べるおせち料理の材料には、それぞれ意味が込められていますよね。特に魚やエビは値段も料理も気合を入れて縁起を担ぐ家庭が多いものです。
 
そんなお正月の定番の魚に「カレイ」という地域があるんです。全国的にみればちょっと珍しいと思いますが、お正月には全国各地で地域の旬の魚や海鮮物を食べる、という考え方からすれば正にベストタイミングの魚なんです。
  

◇カレイにはどんな縁起が担がれている?

お正月の縁起物のカレイには、幾つか説があるのでそれぞれ紹介します。因みに、味に関しては、白身で非常に美味しい高級魚なんですよ。
 
・「カレイ= 家例」と書いて、家に代々伝わるしきたりという意味に繋がります。
 
・冬のカレイのメスは子持ち(卵がある)で、「子宝や子孫繁栄」の縁起物。
 
・カレイの卵は金色に近い色をしているので、「黄金色=小判→ 商売繁盛」という縁起物。
 
 


正月にカレイを食べる地方はどの辺り?

三陸海岸の宮城県や岩手県では、お正月に欠かせない魚が「ババガレイ・通称ナメタガレイ」と呼ばれるカレイの一種です。
 
仙台を始め三陸海岸付近では、お歳暮は新巻鮭を贈ってお正月には欠かせない魚です。それとは別でお正月料理には、カレイの中で一番おいしい種類の旬だけなので、外せない料理なんですよ。
 
カレイを正月に食べる地域・・・三陸地方の宮城県と岩手県
 

◇どれくらい高級な魚?

マカレイやマコガレイなどは日本の多くの地域で親しまれているので、カレイといえばこの2種類が筆頭に挙がるといってもいいでしょう。
 
でも、カレイ好きの三陸地方の人達に言わせれば、一番おいしいカレイの種類は「ババガレイ・ナメタガレイ」といわれています。そして昔からこの地域では、お正月にはババガレイの煮つけを食べるのが習慣なんです。
  
ババガレイの気になるお値段・・・1kg/1万円~2万円
 
 

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正月のカレイはどんな料理?

新鮮なカレイはお刺身にして食べると絶品といわれていて、特に冬の旬には生で食べたくなるものです。
 
でもこの地域では、お正月に「カレイの切り身の煮つけ」を食べるのが習慣!
他にも「ババガレイの煮凝り」「子持ちカレイの煮つけ」等も人気の料理!
 
本来、魚は焼いておいしいのが一番、刺身で美味しいのが二番、煮て美味しいのが三番、といわれているので一番格下の魚のように思えます。でも、新鮮なカレイの身は、焼いても刺身でも揚げても美味しくいただけます。
 
でも子持ちのカレイを煮込むと、身の旨みと味付けが卵に浸み込んで美味しいんですよ。他の料理では不可能な味付けではないでしょうか。
 
 


最後に・・・

仙台を始め、三陸付近のお正月にちなんで、たまにはババガレイをお節料理に加えて見てはいかがでしょうか全ての人気の海産物を添えていたらきりがないので、鯛の年、鮭の年、鰤の年、そしてカレイの年があってもいいかもしれません。
 
それでは、お正月からカレイの煮つけなんて!とは言わずに、商売繁盛だ!子宝だ!と縁起を担いで食べてくださいね。
 
 

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