サメの子育て方法と生態の一部が判明!卵と胎児どちらで出産?

   

 
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サメというと、ちょっと怖くて獰猛な海の生き物というイメージがありますよね。実はこの魚は、まだ生態の全容が解明されていませんが、子供の育て方の一部が判明しました。そこで、サメの出産と子育てを中心に、判明している生態について紹介しますね。
 

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サメの子育ての方法は?

2014年に沖縄でホオジロザメのメスが捕獲されました。5メートルもある大型のサメで、その後標本にされましたが、妊娠中だったことが判明したんです。
 
残念ながら母子共に生存はかないませんでしたが、この捕獲・標本にすることで、ホオジロザメの子育ての仕方がかなり詳しく判明したんです。
  

◇ホオジロザメの子育て方法とは?

ある程度、子宮の中で成長させてから体外に出産します。ちょっと人間に似ていますよね。人間と違うのは、母乳を乳から吸うのではなくて、体内に乳白色の液体で満たされています。
 
その成分は、牛乳のように大量の脂質を含んでいて、子宮から分泌されいます。その液体の中でサメの子供は育っていたんです。
 

◇ホオジロザメの子供の胃から同じ液体を発見

なぜ、ホオジロザメの子供がこの液体で育っているかというと、子供の胃袋の中から母体と同じ、乳白色をした同じ成分の液体が検出されたからです。つまり、子宮から分泌される母乳を、母体の体内で摂取しながら成長していることになります。
 
 


サメは卵を産む?胎児を出産?

妊娠中のホオジロザメの捕獲と調査をする機会が殆どなかったので、出産から子育てまで分からない事がばかりだったんです。
 
先ほどご紹介した通り、サメの子供は体内で成長することが分かりましたが、「サメは出産?卵?」という疑問が今までありました。
 

◇サメの出産は卵?胎児?

魚の多くが、卵を対外へ産んで孵化します。でも、サメの場合は体内で成長することが分かりましたよね。どんな仕組みなっているかというと・・・・
出産・・・「体内で成長、胎児を出産」
体内・・・「卵ができて、体内で孵化」
 
つまり、「体内で卵を温めて→ 孵化→ 成長→ 出産」ということになります。
 
 

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ホオジロザメの生態について

サメと一言でいっても、何種類もありますよね。多分、「沢山あるけど種類までは知らない」という人が殆どではないでしょうか?
 

◇ホホジロザメとは?

このサメの種類は「ネズミザメ目・ネズミザメ科・ホホジロザメ属」に属していて、平均体長は4~5m、世界中の亜熱帯・熱帯、亜寒帯地域に生息しています。
因みに、体内で乳白液で子供を育てることが分かっているのは、このホホジロザメだけといわれています。今後更に研究が進められていくことでしょう。
 

◇サメにはどれくらい種類がいる?

人食いサメで有名なの「ホホジロザメ」はネズミザメ目で、水族館で人気な「ジンベイザメ」はテンジクザメ目に属しています。その他、これだけたくさんのサメが、世界中の海に生息しているんですよ。
 
ネズミザメ上目 339種類
→ ネコザメ目・1科 ネコザメなど種類が少ない
→ テンジクザメ目・7科 ジンベイザメが有名
→ ネズミザメ目・7科 ホホジロザメが有名
→ メジロザメ目・8科 
 
ツノザメ上目 134種類
→ カグラザメ目
→ キクザメ目
→ ツノザメ目
→ カスザメ目
→ ノコギリザメ目
 
合計: 473種類
  
  


最後に・・・

ホホジロザメの子供は、一度に5匹前後産まれるといわれているんですよ。標本になってしまったメスのサメの体内には6匹いたそうです。ちょっとかわいそうではありますが、こうして生態が少しずつ解明されていくんですね。
  
それでは、水族館でホホジロザメを見かけたら、子育て方法を思い出して観察してみてくださいね。海で見かけたら観察はしないで念のために避難してください。
 
 

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 - 魚の諸々話

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