イカナゴ玉筋魚という魚の漢字と名前の由来の語源辞典

   

 
 
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イカナゴという魚がいますが、この魚の漢字や名前の語源や由来の他に、どんな所に棲息しているかなども紹介します。
また、数百年前の昔から日本の沿岸部で親しまれてきた小魚ですが、有名な郷土料理や別名もあるので説明します。
 

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イカナゴ・鮊子の語源・由来

・イカナゴという名前は、カマスの子に似ているからカマスゴと呼ばれていますが、でもカマスとは区別がつきにくいということで・・・・、如何児(いかなご)、如何(いか)なる名の子かという意味の説。
 
・大きくなるとどんなもの(如何なる物)になるのかが、如何成子(いかなるこ)になったという説。
 
などが「イカナゴ」と名付けられた語源といわれています。
   
  
   

イカナゴの漢字と名称

■鮊子 (スズキ目 イカナゴ科 イカナゴ属)
 
漢字: 玉筋魚、鮊子
学名: Ammodytes personatus
英名: Japanese sand lance
漢名: 王筋魚(日本では鮊子とも書く)
   
イカナゴは成長魚、つまり大きくなると名前が変わります。また地方ごと呼び名が違います。
稚魚:東日本・コウナゴ(小女子)、西日本・シンコ(新子)
成魚:北海道・オオナゴ(大女子)、東北・メロウド(女郎人)、西日本・フルセ(古背)、カマスゴ(加末須古)、カナギ(金釘)などと呼ばれている。
  
 

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イカナゴ?子の産地と旬の時期

青魚の一種で、腹部分は銀白色、細長い体をした全長20cmくらいの魚。
北半球の寒・温・熱帯域までに広く分布していて、水深10~30mの砂底に棲息している。世界中で合計18種類確認されています。
 
■旬の時期
3月~5月。解禁は2月下旬から3月上旬。因みに、夏は冬眠の反対の「夏眠」をして、冬になると産卵します。
 
■有名な漁港
日本中の沿岸部、東北・伊勢湾・瀬戸内海などは有名でしたが、経済が急発展した70年代から80年代のたった10年間で、個体数が約1/100激減しました。
 
イカナゴの漁獲量の調整や、資源回復活動が行われていますが、残念ながら増加の成功はしていません。まだ数十年の時間がかかると考えられています。
 
■いかなご醤油
1950年頃まで香川県では、いかなご醤油・別名「しょっつる」「いしる」と呼ばれる魚醤が作られていましたが、暫くの間廃れていました。近年復活して、少しづつ生産するようになってきました。
 
 
 

最後に・・・

昔は、イカナゴは雑魚で日本中の海で大量に捕まえられた小魚でしたが、今では貴重な魚となりました。
 
また、料理もいかなごの釘煮という佃煮や釜茹やてんぷらなど、まとめて調理する料理が有名ですが、漁獲量の現象とともに料理も貴重なものになり始めてきました。
 
そんな身近なイカナゴですが、海に行ったときに見つけてみて下さい。
 
 

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 - 魚の語源辞典

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