梅雨に雨が降る原因と仕組み!なぜ梅雨期間に地域差があるの?

   


 
梅雨は雨ばかり降って不思議なくらいジメジメする天気が続くかと思えば、全く雨が降らないときもあります。そこで、なぜ日本には梅雨という、雨ばかり降る時期が訪れるのか、その仕組みと原因について紹介しますね。
  

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なぜ梅雨に雨が降るの?原因は?

梅雨はに雨が降るのは「梅雨前線」が発生して、日本の上空に停滞するからですが、どんな仕組みで前線ができて雨を降らすのでしょうか?
 

□梅雨に影響をしているオホーツク気団とは?

梅雨に大きな影響を及ぼすのは、「温かい気団と冷たい気団」が関わっているからです。「オホーツク気団」が北からの冷たい高気圧、「小笠原気団/赤道気団」が温かい太平洋高気圧となります。
 
どちらも湿っった空気の高気圧ですが、この二つの高気圧が5月頃から7月中旬頃にかけて、北と南から高気圧がぶつかることで一つの前線が出来上がります。
 

□なぜこの時期に二つの気団がぶつかるの?

先ほどの、シベリアからの湿った高気圧が日本の上空にありましたが、徐々に後退します。同時に南の太平洋から湿った高気圧が日本に広がって来るとき衝突します。丁度、冬から春の気圧と、夏の気圧が入れ替わるときと考えてくださいね。
 
このときに日本の上空に停滞する「前線」と呼ばれる、雨を降らせるシステムが出来上がります。これが「梅雨前線」と呼ばれるものです。
 
 




梅雨前線ができる仕組み!

梅雨前線ができるから雨が降るということは、お分かり頂けたと思いますが、どんな仕組みで二つの高気圧がぶつかるのか説明しますね。
 

□太平洋高気圧
1、地球の自転の関係で日が長くなる
→ このときに温かい場所が増えて、太平洋の水温が上がります。
 
2、水温が上がる
→ 同時に温められた空気が上昇。温かい空気は比重が軽く、冷たい空気は比重が重い
 
3、温かい空気と一緒に水蒸気も上昇
→ 太平洋高気圧の勢力が大きくなって日本を覆う
 

□シベリア高気圧
1、地球の自転の関係で日が長くなる
→ シベリアの冷たい空気と、温まり始めたオホーツク海がぶつかる
 
2、シベリアからの冷たい空気がオホーツク海に流れ込む
→ 温まり始めた空気と水分が上昇
 
3、上空に押し上げられた湿った空気が上昇
→ 高気圧となって、勢力が増して日本の上空に広がる
 

□太平洋高気圧とシベリア高気圧がぶつかる!
1、シベリアからの冷たい空気は、春になると徐々に北に移動
 
2、冬は太平洋高気圧が遥か南で、春になると勢力が増して日本へ広がってくる
 
3、春と夏の間、二つの湿った高気圧が日本の上空でぶつかって雨を降らせる
→ 5月上旬頃~7月中旬頃、雨を降らせる前線が「梅雨前線」と呼ばれます
  
 

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梅雨入りと梅雨明けの時期が地域でなぜ違う?

太平洋高気圧が徐々に日本に勢力を広めてるので、南の沖縄から温かくなってきます。そして元々晩冬~春にあったシベリア高気圧ぶつかるので、ぶつかるポイントが徐々に北へ移動していきます。だから、梅雨入り/梅雨明けするのは南から北に移動するので、地域によって時期が異なるんです。
 
それでは、各地でどれくらい梅雨入りと梅雨明けの時期が違うのか、平年を参考に紹介しますね。

沖縄・・・梅雨入り5月10日頃、梅雨明け6月20日頃
 
九州・四国・・・梅雨入り6月5日頃、梅雨明け7月15日頃
 
関東・北陸・・・梅雨入り6月10日頃、梅雨明け7月15日頃
 
東北・・・梅雨入り6月15日頃、梅雨明け7月20日頃
 
 
 


最後に・・・

梅雨の雨量は、その年の気温や気圧配置や停滞日数によって大きく異なるので、毎年必ず一定量の雨量が決まっているわけではありません。
 
また、いつ梅雨入りしたんだか、梅雨明けしたんだか分からない年もあります。そんな年は雨続きで冷夏といわれたり、カラ梅雨で水不足といわれたりする年になるんです。
 
いずれにしても、雨量に関わらず、梅雨時期には湿度が高くなるので湿気対策は忘れないようにしてくださいね。
 
 

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 - 天候・天気

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