なぜセミはアリとキリギリスの原作やギリシャ神話で登場する?

   


 
イソップ童話のアリとキリギリスの原作はセミとキリギリスだというのは有名な話ですが、他にも蝉とネズミという話や、古代ギリシャでは羨ましがられる昆虫だったんです。そんな、セミがとはどんな生き物だったのか、紹介しますね。
 

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アリとキリギリスの原作セミとキリギリスはどんな話?

日本に伝わっているアリとキリギリスは、夏の間アリが働き、キリギリスは遊んでくらす。冬になるとアリがひもじいキリギリスに、なぜ夏の間に働いて蓄えておかなかったのか?というお話ですよね。
 

セミとキリギリスとはどんなお話?

基本的にはキリギリスとセミが入れ替わるだけですが、どんなお話かというと次の通りです。


冬に飢えた蝉が、夏の間蟻達が干した食べ物を求めました。
 
すると蟻達は「なぜ夏の間に集めなかったの?」と聞くと、
 
セミは「歌っていて食料を集める暇がなかった」と答えました。
 
蟻達は笑い「夏に笛を吹いたのなら、冬は踊ったら?」と言われます。

 

蝉と鼠なんて話もある!

余り有名ではありませんが、蝉と鼠なんて話があるのをご存知でしょうか?周囲の不幸を見て学ぶ、というような意味のお話と思って読んでみてくださいね。
 


鼠は、高い木の上で歌っているセミを食べようと考えました。
 
そこで綺麗な声で歌っている姿を見てみたいと声をかけて、
 
木から下りてきて見せて欲しいと誘います。
 
セミは自分が降りる振りをして木の葉を落とします。
 
その木の葉に飛びついてしまった鼠に蝉が声をかけました。
 
「地面に降りるなんてとんでもない!私は君たち鼠の糞に蝉の羽があるのを見ているんだから」

 

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古代ギリシャの蝉とはどんな立場?

古代ギリシャでは、セミの鳴き声は美声だと考えられていたんです。
イソップ童話が作られたのは、起源前6世紀頃で、既にこの頃から蝉について物語が作られていたんです。
 

ヨーロッパのどの辺りに蝉がいたの?

有名なファーブル昆虫記に登場する蝉は、南フランス付近で、それより北の地域は寒くてセミはいません。
 

なぜイソップ童話はセミからアリに変わったの?

登場するセミは、温かい地域にしか生息していません。寒い北の地にはいなかったため、蟻とキリギリスに変わります。その変わった話が日本に伝わって現在に至ります。
 

他にはどんなセミの話があるの?

ギリシャにアナクレオンという詩人がいて、「美しきセミの歌(日本語訳の題名)」があります。内容を要約すると「人々はセミが幸せだと思っていました。なぜなら僅かな露程度の水しか飲まずに、高い場所で楽しそうに泣く姿は王者のようだ・・・」と呼んでいるんです。
 
そして、セミは音楽や歌を司る神様にささげられた生き物だと考えられていたんです。
 
 


最後に・・・

日本では夏の季語や風物詩に数えられる生き物がセミですよね。ちゃんとヨーロッパにもいて、別な役割があったんですね。それでは、夏に蝉の鳴き声を聞いたら、神様にささげられる美声だ!と思ってその鳴き声を楽しんでくださいね。
 
 

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 - 四方山話

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