シガテラという魚にある毒とは?毒を持つ魚の種類と症状と対策!

   


 
魚にはシガテラという毒があるのをご存知でしょうか?一言でいえば食中毒の原因の一種ですが、特徴は食べて数時間後に発症、そして回復するのに長くて1ヶ月位かかるという、非常に面倒臭い毒なんです。そんなシンガラ毒の注意点について紹介しますね。
 

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シガテラ毒を持った魚にはご注意を!どんな種類の魚?

近年、肉よりも魚の方が健康的だと言われて、世界中で魚料理の人気が高まっていますよね。でも、その反面様々なリスクがあります。その一つに食中毒の原因の一つ、「シガテラ・ciguatera」いう毒があります。
 
この毒に注意が必要なのは日本だけではなく、ヨーロッパではスペイン沖、ポルトガルの島々を始め、輸入した魚も含めてシガテラ毒の被害が増大していると、注意が促されています。
 

どこで多く発生している?

全ての魚にこの毒があるわけではありません。ヨーロッパでも問題になっていますが、カリブ海、太平洋、インド洋などの「サンゴ礁周辺など、赤道周辺」で捕れる魚に多いと昔から言われています。
 

何時頃から注意されてきた毒?

イギリス出身の、ジェームズ・クックこと、通称キャプテン・クックは太平洋を3回航海しました。その航海記にシガテラという毒とみられる記述があります。1774年の事です。日本では、1977年にその原因の一つを解明しています。
 

どんな魚に注意すればいいの?

400種類以上の魚が保有する事が分かっていますが、決まった種類の魚全てが毒を持っている訳ではありません。同じ種類の魚、何万匹の内の1匹いるかいないか(%は比喩です)という、確率と思ってくださいね、


アジ科ブリ属・ヒラマサ、ブリ
 
イシダイ科イシダイ属・イシガキダイ
 
イトヒキフエダイ属・イトヒキフエダイ
 
ウツボ科ウツボ属・ドクウツボ
 
カマス科カマス属・オニカマス
 
ハタ科アズキハタ属・アズキハタ
 
ハタ科スジアラ属・オオアオノメアラ
 
ハタ科バラハタ属・バラハタ
 
ハタ科マハタ属・マダラハタ、アカマダラハタ
 
ハタ科ユカタハタ属・アオノメハタ
 
フエダイ科フエダイ属・イッテンフエダイ、バラフエダイ
 
フエフキダイ科フエフキダイ属・キツネフエフキ
 
ニザダイ科サザナミハギ属・サザナミハギ
 
メジロザメ科ネムリブカ属・ネムリブカ

 

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シガテラの症状と毒素の特徴!

シガテラという毒があって、サンゴ礁のあるような温かい海に生息魚が多く持っているという事は分かりましたが、どんな「症状」「毒のタイプ」なのかを見ていきますね。
 

どんな種類の毒?

シガテラ毒と呼ばれ、シガトキシン、スカリトキシン、マイトトキシン、シガテリンなど類似したものも含めて、20種以上が確認されています。人間に発症するのは70ng程度を摂取となります。
 
因みに、日本での発症例は2007年~2016年の10年間で約160件、死者0人という報告が挙がっています。
 

どんな症状なの?

食べてから発症するまで1~8時間、回復するのは数日~数か月かかり、消化器系、循環器系、神経系の症状が現れます。どんな症状が現れるかは個人差や体調などその都度違います。
 
消化器系
代表的な食中毒の症状で「下痢、吐気、嘔吐、腹痛」などが起こります。数日で治まる場合があれば、1ヶ月くらいかかる場合もあります。
 
循環器系
ショック状態のような症状で、脈拍が弱くなる徐脈(60/分以下)、血圧の低下(80mmHg以下)という場合があります。発症件数は多くありませんが急患患者の時に多く見られる症状です。
 
神経系
温度感覚異常、関節痛、筋肉痛、掻痒、しびれなどがあります。私生活は送れるけど普通の感覚ではないという本人にしか分からない症状です。通常は1週間程度で回復しますが、重症の場合は1年以上と言われています。
 
参考例)
電気刺激のような痛みが、冷たいものに触れたときに起こる。
冷たい水を飲むと炭酸飲料を口に含んだ時のような感覚がする。
冷房に当たる、汗をかいて体温を下げると痛みがある。
寝るときに体のあちこちが痒くなり、断続的に痒い場所が移動していく。
 


シガテラ毒は加熱でOK?対策方法は?

予防と対策ですが、これが難しいんです。先ず「加熱しても毒は無くならない」、煮ると「煮汁にも毒が広がる」など、家庭で調理対策はできません。
 
次に予防ですが、例えば、1953年にオニカマスは食用禁止になっています。一番の予防は注意勧告されている魚を食べない事です。参考「厚生労働省・シガテラ毒
 
 


最後に・・・

「キャッチ&リリースなんて偽善だ!釣った魚は全て食べる!」という強者も、調理する前に魚の種類を確認してからにしてくださいね。釣りに詳しい人はご存知かもしれませんが、毒があるのはフグやカサゴのトゲだけではないんですよ。
 
それでは危険のリスクを知って、ヨーロッパや北米で一般的な、ダイエットにも健康に向いている魚を沢山食べてくださいね。
 
 

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 - 魚の諸々話

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