雲丹ウニの漢字と名前の由来と語源 旬の時期と産地について

   

  
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ウニという海の生き物がいますが、なぜウニという名前がついて、どうして海胆・雲丹・海栗という漢字がつけられたのでしょうか?
また、ウニの旬の時期や、主に日本で捕れる産地はどこなのでしょうか?そんなウニの漢字や名前の由来、語源について紹介します。
  
  

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ウニ海胆の語源と由来について

ウニはトゲを持った貝の仲間として、古い文献には“棘甲くら“と記載されていて、この“棘甲くら“とは、当時トゲのある貝の仲間という意味の字があてられています。
 

〇海栗(ウニ)の由来

姿が木になる栗に似ているので「海栗」となりました。また、海の栗として海(ウミ)と栗(クリ)が転じてウニと呼ばれるようになったという説。
 

〇海胆(ウニ)の由来

昔はトゲのついている外の部分を体、食べている部分を内蔵と考えられていました。そこで「海(ウ)胆(ニ)」と書いて呼ぶようになったという説。
 
因みに、お寿司などで食べている部分は、内蔵ではなく生殖器(精巣・卵巣)なんです。
 

〇雲丹(ウニ)の由来

縄文弥生時代の遺跡からウニが発見されています。この当時、海(ウ)丹(ニ)と書いていましたが、丹とは赤いものを指す字でした。
 
つまり海にいる、赤い中身をしたものということで、雲丹(ウニ)となずけられたという説。
  
 

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ウニ雲丹の漢字と名称

棘皮動物門 ウニ綱
 
漢字: 海胆、海栗
学名: Echinodermata Echinoidea
英名: Sea Urchin
 

■現在の漢字

「海胆」「海栗」と書かれていたら、海の中、水槽など場所に関わらず、生きている状態を指しています。
 
「雲丹」と書かれていたら、加工された状態のこと、つまり、さばいてある状態全般を指しています。
 
つまり、水族館や水槽で飼われているウニ達は「海胆」「海栗」と書き、お店で売られているウニやお寿司屋さんでは「雲丹」と表示されるということです。
 
 
余談になります。
消費者庁の案内にある加工されたウニの商品表示に関して、添加物内容の明記と「塩うに」か「うに」と表示するように指示があります。
 
しかし肝心の漢字に関しては触れていません。そして消費者庁では「ひらがな」で記載しているので、商品名としての漢字は統一されていないようです。
 
 
 

ウニ雲丹の産地と旬の時期

■旬の時期

ウニの旬の時期は産卵前が最も美味しいといわれていますが、海域や種類によって時期は大きく異なります。
 
6月~8月頃が旬。ただし一部の地域では冬が旬の種類や地域もあるので。旬の時期を一時期に絞れません。
 

■ウニの漁獲量の多い産地

北海度が日本で消費される約6割くらいを占めています。また、ほぼ1年中北海道の各地で捕れます。
 
続いて、岩手、宮城県、青森県と殆んどが北の海で捕られています。僅かではありますが九州が続きます。
 
 
 

最後に食用うに関して

生食するのは日本人の特徴といわれていますが、実は海外でも食されています。
 
ギリシャをはじめ地中海沿岸部、フランス、チリ、ニュージーランドで調理されて食されています。また、中国では日本同様、生で食べる地域もあるといわれています。
 
つまり日本食のように刺身や寿司だけでなく、海外料理全般で活躍する、幅が広い食材といっていいでしょう。
  
 

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