体内と体内に毒がある魚と鋭い歯の魚!海釣りで注意したい魚は?
海には様々な毒を持った魚がいます。例えばフグのように食べたら危険な種類は有名ですが、触るときに気を付け無いといけない種類や噛まれたら大変な種類などもいます。それぞれ、どんな魚に気を付けたらいいのか代表例を紹介しますね。
海釣りでは注意したい棘に毒がある魚!
釣り上げたとき、持ち帰るかリリースするかに関わらず、魚に触れて釣り針を外しますよね。このときに注意したいのが、魚の「ヒレとトゲ」です。それぞれの部位には、魚の種類によって毒がある場合があります。それでは、どんな魚のヒレやトゲに注意したらいいのでしょうか?
体の表面に気を付けたい魚の代表例
魚をさわったとき、謝ってヒレやトゲに触れたときに、「腫れる」「熱が出る」などの症状が出る場合があります。代表的な魚は次の通り。
オニカサゴ
ハオコゼ
ミノカサゴ
ゴンズイ
アカエイ
など・・・
どんな毒を持っているの?
ヒレやトゲの毒の多くは、魚が死んでも残る場合が多いです。釣って持ち帰った後、捌くときに謝って指してしまうと「腫れる」「熱が出る」ときがあります。
ただし、「ヒレやトゲの毒は弱い」ので命にかかわることは滅多にありません。また、「熱に弱い」ので、火を通して調理すると無毒になります。
主な毒成分・・・ポリペプチド
局所の症状・・・痛み、腫れ、しびれ
全身の症状・・・吐き気、嘔吐、下痢など(重度の場合)
対処方法は?
基本的に、毒が人間の生命活動に直接支障をきたすことはありません。刺されるとすぐに症状が現れるのが特徴です。
・傷口を洗い流す
・トゲが刺さっていたら取り除く
・45℃以下のお湯に30~90分浸ける
・吐き気、嘔吐、重度の痛みや腫れがあるときは病院で治療
海釣りでは注意したい体内に毒がある魚!
海釣りをしていると、陸から五目釣りなどをしていると、よくフグがかかりますよね。フグに毒があることは周知のとおりなので、逃がせば良いだけです。でも、稀に見た目はフグかどうか分からない魚で、猛毒がある場合があるので注意が必要です。
体内に毒を持った気を付けたい魚の代表例
キタマクラ
ショウサイフグ
ソウシハギ
など・・・
どんな毒なの?
他にも毒はありますが、細かく挙げるときりがないので代表的な毒を紹介しますね。
テトラドトキシン
フグ属が持つ代表的な毒。筋肉と精巣(白子)や皮も食べられるなど種類によりけり
シガテラ毒
毒を持たない魚に蓄積する毒→ 「シガテラ毒とは」
対処方法は?
生命活動に危険があります。すぐに病院で治療を受けてください。
海釣りでは注意したい鋭い歯がある魚!
毒は持っていないけど、鋭い牙を持つ魚がいます。サメは代表的な一種ですが、陸からサメを釣り上げることは滅多にありません。気を付けたい代表的な魚を紹介しますね。
歯が鋭い代表的な魚
これらの魚は毒を持ってい無い代わりに、噛まれどころが悪いと、とても危険な目に合う種類です。
ウツボ
太刀魚
ウミヘビ
その他、気を付けたい魚は?
エイの尾のトゲはのこぎり状なので、裂傷になりやすいのが特徴です。また刺さりどころが悪く、数回続けて腹部を刺されて死亡した例があるりますが、非常にまれな場合です。
最後に・・・
釣り上げるとき、海に入って釣るとき、調理するときなど、魚の種類に合わせて気を付けて、美味しい魚を沢山食べて下さいね!