フェーン現象の原理と発生しやすい季節!どんな現象の事?

      2017/12/03


 
フェーン現象という言葉を学校で習ったと思います。また、天気予報でたまに耳にします。でも、どんな現象なのか度忘れすることは誰にでもありますよね。そこで、フェーン現象とは、いつどんな原理で発生する気象現象なのか紹介しますね。
 


 
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フェーン現象の原理と意味は?

フェーン現象とは、高気圧から低気圧に向かって吹く風が、山にぶつかって上昇、乾いた空気が温められながら反対側に吹き下ろされ、街の気温んが上昇する気象現象のことです。
 

フェーン現象の仕組み
低気圧に向かって風が吹く
「20℃/60%」
 ↓
風が山にぶつかり、山に沿って上昇する「100m/-0.5℃」
「標高800m:12℃/100%」
 ↓
山の上では気温が下がり、飽和水蒸気量が下がり雨・雪になる
 ↓
水分の減った風が、山の反対側に吹き降りる
「乾いた空気100m/1℃」気温が上昇
 ↓
乾いた風が気温上昇しながら吹き下ろされる
 ↓
山の反対側の街では気温が上がる
 

どこで始まった言葉?

現在、日本ではよく起こる現象としてこの言葉が定着していますが、どこで始まった気象現象なのでしょうか?

南の温かく湿った風が、ヨーロッパ・アルプスにぶつかり吹き降りる現象のこと
 
それでは、日本ではどうなのでしょうか?いつ頃この現象が多く発生するのでしょうか?
 
  
 


フェーン現象の起こり易い季節は?

フェーン現象は一定の条件が揃うと発生します。高気圧から低気圧向かって、強い風が吹く。高い山がある。それでは、日本でこれらの条件が揃って、発生しやすい季節は何時頃なのでしょうか?
 

フェーン現象で暑くなるのは夏!

夏には、太平洋高気圧が発達して、温かくて湿った空気が日本に近づいてきます。気圧の低い日本海側に風が流れます。こうして、先程説明した気温の高い風が日本海側に吹き、暑い日が訪れます。

夏に発生するフェーン現象
 

フェーン現象は冬にも発生する?

今度は冬を見てみますね。大陸では極寒で乾燥した高気圧が発生します。東側(太平洋側)の低気圧に向かって風が吹きます。高気圧は、日本海側で水分を吸って山にぶつかり、乾いて寒い風が吹き下ろされます。

冬に発生するフェーン現象
 
つまり、日本では夏も冬もフェーン現象が発生するのです。それでは、この季節風は何と呼ばれてきたのでしょうか?
 

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フェーン現象の別名は?

フェーンという言葉はドイツ語がから来ています。それでは、日本語では何と呼ばれてきたのでしょうか?
 

フェーン現象の呼び名は?

夏の日本語名は特にありませんでしたが、冬は「赤城おろし」「上州のからっ風」「からっ風」などと呼ばれてきました。
 

上州ではどうして寒い風が吹くの?

からっ風は、温められた風が吹くはずなのに寒い風が吹きます。なぜって?それは、例えば-40℃極寒の空気が温められて約0℃。夏は20℃~30℃の空気が約40℃だからですよ。
 
 


最後に・・・

それでは、夏と冬の真っ盛りに多く発生する「フェーン現象」。天気予報でこの言葉が出たら、「ああ、あのことか」と納得しながら見て下さいね。
 
 

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 - 天候・天気

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