カニ蟹とはどんな生き物?漢字と名前の由来と語源辞典 

   

 
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蟹(かに)とは生物学上では「エビ」の仲間で、「エビ類の中のカニ」に分類され、そのカニは世界中で約5万種類以上いるといわれています。
だから、それぞれカニの種類を挙げたらきりがないので、まとめて「カニ」という生き物の、語源や漢字の由来について紹介します。
 
 

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蟹カニの語源・由来

■カニとはどんな生き物?

冒頭でカニはエビの仲間と紹介しましたが、「えっ?」と思われたかもしれません。
もう少し分かり易く紹介すると「甲殻類」という節足動物、つまり「エビ・カニ・オキアミ・フジツボ・ミジンコ」などを一まとめにしたのが甲殻類になります。
 
その中の一種が「カニ」で、水辺の陸上、海、川、湖、深海など様々な場所に棲息していて、その一部を私たちが食べたり、捕って鑑賞したりしています。
 
 

■カニの語源

カニの「カ」とは殻のことを指して、「ニ」とは丹という赤という意味。この殻が赤いというのは、「殻が赤い生き物」「煮ると殻が赤くなるから」「背中が赤い生き物の事」などといわれている。つまり、「甲羅=カ」「赤い=丹(ニ)」からカニという説。
 
甲羅が堅い生き物で、素早く逃げるため、「カタニゲ(堅逃)」と呼ばれ、これを略して「カニ」と呼んだという説。
 
 
 

蟹カニの漢字と名称

軟甲綱・ホンエビ上目・十脚目(エビ目)・抱卵亜目(エビ亜目)・短尾下目(カニ下目)
 
漢字: 蟹
学名: Brachyura
英名: Crab
 

■カニの種類はどう分かれている?

甲殻類の中で「カニ類」「ロブスター類」「エビ類」「フジツボ類」「カイアシ類」「オキアミ」などに分かれています。
 
ウミグモ類は陸上のクモのように、手足が長い水中性の生き物ですが、タラバガニのように大きな胴体と堅い殻があるわけではありません。
一見同じような生き物のように思えますが、全く別の生物になります。
 
軟甲亜網:
長尾亜目・エビ、異尾亜目・ヤドカリなど、短尾亜目・カニなど、口脚目・シャコ、オキアミ目・オキアミ、等脚目・フナムシなど
蔓脚亜網:フジツボなど
貝虫亜網:ミジンコなど
 
この、エビやカニの分類は非常に細かく、また膨大な数に分類されているので、ここでは代表的な一部を紹介しています。
中には、見たことも聞いたこともないような”科”の名称、例えばニーキータ科やハルバクティクス科のようなものまであります。
カニからどんどん遠ざかってしまいますので省いています。
 
 

■ザリガニ

淡水に棲息しますが、 十脚目・エビ目・ザリガニ下目で、まさに「ザリガニ」そのものの名前で通っています。”カニ”とつきますが、カニとは少し遠縁でエビに近い生き物です。
 
昔から田んぼや川の浅瀬付近などで獲れましたが、実は食用として海外でも需要があります。
特に北海道産はヨーロッパ周辺料理に欠かせない食材として、国内でも需要があります。因みに尾っぽの部分の食感は、エビに酷似していて美味しいとされます。
 
注意する点は、泥抜きをしないと泥臭いのと、寄生虫の確立が非常に高いので火を通してから食べることです。
食べるときは気を付けてください。
  
 

■カブトガニ

カブトガニはカニと名前に付いていいますが、甲殻類のカニとは全くの別の種類になります。
同じ節足動物になりりますが、「カブトガニ目カブトガニ科」で完全に独立していて、甲殻類に対して鋏角類といい、この鋏角類の中にクモ類やサソリ類、カブトガニ類に分類されています。
  
 

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蟹カニの産地と旬の時期

■カニの産地

大半のカニは食べられますが、主に水揚げ量が多くて、店頭によく並ぶカニの産地と旬の時期ついて紹介します。
 
具体的には、カニの種類によって産地が変わりますが、「カニ」の合計水揚げ量が多いのは、北海道、島根県、石川県が挙がります。
また、全国的に収穫が多い種類は「ズワイガニ」「ベニズワイガニ」といわれていて、その他毛ガニ、タラバガニ、花咲ガニ、ワタリガニなど挙がります。
 
 

■カニの旬の時期

・毛ガニ 
北海道の沿岸では1年中獲れるカニですが、4月~5月が旬といわれています。
 
・タラバガニ
4月~5月は冬を越して身が引き締まり味が濃いといわれています。
11月~2月は、脱皮の季節で、成長して身が多く詰まっている時期です。
 
・花咲ガニ
4月~9月が旬といわれていますが、産卵前の春は身が美味しくて、子持ちを好む人には夏前から夏が食べ頃といわれています。
 
・ズワイガニ
身が美味しいのは4月~5月
 
どのカニも、流氷が過ぎ去る4月頃からが”身”の旬の時期で、それぞれ種類ごとに禁漁期間が設けられていていて、乱獲が無いようにしています。
 
 

■有名な地方のカニ

・「松葉ガニ」とは、島根県で獲れるズワイガニやベニズワイガニの事。11月~1月が旬。
 
・「香住カニ」とは、兵庫県の香住漁港で獲れるズワイガニの事
 
・「越前ガニ」とは、福井県で獲れるズワイガニの事いわれています。

・「加能ガニ」は石川県。「間人ガニ」は京都府丹後で獲れるズワイガニの事。
 
 
 

最後に・・・

日本にヨーロッパの文字が入ってきたとき、横に文字を読み書きするところから、カニ文字と呼んだり、猿カニ合戦のように童話に出てきたり、海外ではかに座と呼んだり、カニは昔から身近な存在だったことなんですね。
  
 
 

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