海釣りの餌にはどんな種類と使い方がある?初心者で分る餌の違い!
海釣りには、防波堤、砂浜、船で近場や沖、岩場など、環境によって釣れる魚が変わります。そして、魚の種類ごと食べる餌が違うので、狙う魚に合わせて餌を変えないといけません。そこで、どんな種類の餌があって、それぞれどんな魚に有効なのか紹介しますね。
釣り餌の虫の種類と使い方は?
釣りをしない人が、「釣り餌の虫」と聞くと、バッタや蝶々や芋虫などを思い浮かべるかもしれませんが、海釣りの虫エサと言えば「アオイソメ・ゴカイ」の事です。
どんな種類の虫がいるの?
・ジャリメ・・・別名、イソゴカイなど
・チロリ・・・別名、東京イソメ、スナメなど
・イワイソメ・・・別名、マムシ、イワムシ、ジャムシなど
どんな釣り方が向いている?
投げ釣り(チョイ投げも含む)、防波堤の釣りなど、幅広く使われています。生きたまま針に刺して使い、海釣りの一般的な餌です。クーラーボックスなど冷蔵保存が必要!
虫エサでどんな魚が釣れる?
釣り餌のエビの種類と使い方は?
正確には「甲殻類」といった方が良いかもしれませんが、エビ・カニの仲間全般の餌の事です。エビ餌には2タイプあります。「活エビ」と「冷凍エビ」があります。
どんな甲殻類が餌に使われている?
・冷凍エビ・・・アミエビ(アミコマセ)、アキアミなど
エビ餌でどんな魚が釣れる?
・冷凍エビ・・・アジ、イサキ、アマダイ、イワシ、サヨリ、イシダイ、フグ、メジナなど
・カニ・・・クロダイ、タコ、など
エビ餌はどんな釣り方をするの?
沖アミは万能で使えるえさで、殆どどんな魚に対しても効果がありますが「針にはつけない」使い方をします。
釣り餌の貝の虫の種類と使い方は?
貝エサは、貝の種類によって釣れる魚の種類がはっきりと分かれるのが特徴です。
どんな貝を餌にどんな魚が釣れる?
・カラスガイ・・・クロダイ、イシダイなど
・サザエ・フジツボ・・・イシダイ、イシガキダイなど
・アオヤギ・・・フグ
貝エサはどんな釣り方をするの?
専用の針にしっかりと着けて、狙ったポイントに沈めて釣る釣り方となります。
釣り餌の切り身の種類と使い方は?
魚の切り身を餌にするときのメリットは、オキアミなどのエビ餌に比べて、餌が長持ちしやすいことです。
どんな切り身が餌に使われ、何が釣れる?
・イカの切り身・・・アイナメ、アジ、イサキ、イナダ、カサゴ、ムツなど
切り身餌はどんな釣り方をするの?
根魚や深いポイントを狙うときに、多く使われる餌です。
釣り餌の活き餌の種類と使い方は?
虫エサは活きの良い虫を使いますが、生きた魚のを使う場合もあります。大きな魚を狙うときに行われる餌の使い方です。
どんな魚が活き餌が使われる?なにが釣れるの?
・アジ、サバ餌など・・・アオリイカ、カンパチ、ヒラマサ、ヒラメ、真鯛など
・メゴチ、ハゼなど・・・マゴチ、ハゼなど
釣り餌のコマセとは?使い方は?
コマセという餌がありますが、釣るための餌ではなく、「魚を寄せる・集める」ための餌の事です。
コマセはどんな釣り方で使うの?
「撒く餌(まくえ)」、「寄せ餌(よせえ)」「撒き餌(まきえ)」とも言い、一定の場所に魚を集めて、コマセと一緒に餌や疑似餌のついた針に食いつかせて釣る。という釣り方になります。
最後に・・・
海釣りの餌にはこれだけの種類がありますが、更にルアーなど、様々な疑似餌もあります。狙う魚の種類と行先に合わせて餌を選んでくださいね。もし、餌選びに困ったら、お店で餌を買うとき「行先と狙いの魚」を伝えるといいですよ。