土星の観測には衝の時期ががおすすめ?効果と期間は?

   


 
土星観測をするときには「衝」の時期が向いているといわれていますが、この聞きなれない「衝」とはどんな現象の事なのでしょうか?またどれくらいの期間が見頃なのか、土星と衝について説明します。
 

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土星観測に最適な衝とは?

土星を観測する時期やタイミングをお話するには、「衝」について知ると分かりやすいと思います。衝とはどんな事なのでしょうか?
 

衝とはどんな事?

ある程度、一定の強さで光る天体が普段より明るく見えるという現象の事を「衝」と言います。これを、地球上ではハイリゲンシャイン効果/稲田の後光と呼んでいます。
 

ハイリゲンシャイン効果/稲田の後光とは?

大雑把に説明すると、太陽光を後ろから受けて露や水のある草原や海面に影が映ると、その影の周りに光が集まります。そうなると、周りの草原や海面に比べて影の周りが明るくなるという現象のことです。
 

土星の衝とはどんな事?

土星のリングは、細かいガラス状のチリや氷が集まって作られています。これが衝の時に土星が明るく見える仕組みです。
 
そして、太陽と地球と土星が一直線に並んだ時のことを「衝」と言います。他の天体、例えば金星や火星や木星が、同じように一直線に並んでも「衝」と呼びます。
 
 

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土星の衝の効果とは?

この「衝」という現象はどんな仕組みで起こるのでしょうか?そして、どのように見ることが出来るのでしょうか?
 

どんな風に土星が見られる?

土星が衝になると、普段よりリングに光が集まり、普段より明るく見ることが出来ます。天体を観測するだけなら、地球に接近するときを狙うのがベストです。でも、土星の場合は天体とリングを合わせて見るのが楽しみではないでしょうか?だから、土星の場合は衝の時が見頃といえます。
 

普段とどれくらい違う?

2018年6月下旬頃、土星の明るさは0.2等~0.0等程度。他の星で例えるとオリオン座を形成している星の一つリゲルと同程度の明るさで土星が見えます。望遠鏡をのぞくと、天体よりリングの方が明るく見ることができます。
 
 


土星の衝の期間は?

一直線に並ぶ時がありますが、一体いつそんな現象が起こるのでしょうか?そしてどのように見る事が出来るのでしょうか?
 

衝の期間はどれくらい続くの?

天体の動きはゆっくりなので、一日、二日ずれても大差はありません。数か月単位で考えて、5月下旬頃~7月下旬頃、土星の衝を楽しむことができます。
 

2018年はいつ頃土星の衝が起こる?

日本の国立天文台の計算によると、土星の衝が起こるのは「6月27日」と発表されています。この日の頃が、絶好の観測の条件が揃う日となります。出現する時間は東京で夜9時頃に南東で、南中に深夜頃、そしていて座の辺りとなります。
 
 


最後に・・・

6月下旬と言えば梅雨時期なので、もし、27日を逃した場合はその前後の晴れた日に夜空を見上げて下さい。肉眼ではリングまでは見えないので、望遠鏡があるとより楽しめますよ。
 
 

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