スルメイカの旬と孵化は年に何回?産卵と回遊場所はどこ?

   


 
昔から日本では、スルメイカは一般的な食べ物でした。干しイカ、イカソーメン、沖漬けなど食べ方は色々。でも、一年で一番おいしい旬の季節とは、一体いつなのでしょうか?また、どこで生まれてどこを回遊するのか、スルメイカについて説明します。
 

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スルメイカの旬は年に何回あるの?

日本の食生活に欠かせないスルメイカは、年に2回旬の時期があります。また、スルメイカとはどんな生物なのでしょうか?
 

スルメイカとはどんな生物?

この海洋生物は、ツツイカ目アカイカ科スルメイカ属のスルメイカという分類になりますが、分かりやすく言えば 軟体動物の一種です。
 
特徴は、「寿命は1年」「外套の大きさは約30cm」「水温5~27℃で生活」「日本で最も多く収穫されるイカ」「日本列島を回遊」します。
 

スルメイカの旬はいつ?

食材が一番おいしい時期を旬と言いますが、このスルメイカの場合は年に2回訪れます。旬の時期は「夏と冬」となります。おまけで夏にも旬が訪れますが、水揚げ量が極小なので、一般的には滅多に流通しません。
 
狙いは「9月頃~11月頃」「12月頃~3月頃」、これを秋期発生系群と冬期発生系群と呼びます。両方の産まれのスルメイカが北に回遊する夏と、産卵に戻る秋から冬頃が旬となります。
 
 


スルメイカの産卵の時期と場所は?

旬の時期は分りました。あと産卵する場所も大体同じですが、孵化する時期がそれぞれ異なります。それでは、一体いつ、どこで産卵するのでしょうか?
 

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産卵の時期はいつ?

夏頃が産卵期となります。秋期発生系群と冬期発生系群も同じ頃、「東シナ海~九州北部」に「丸い卵塊をゼラチン質で包んだ卵」を産んで浮遊させます。
 

それぞれ産卵場所は同じ?

秋期発生系群は九州西部~山陰沖周辺で産まれて北上、冬期発生系群は東シナ海~九州南部周辺で産まれて北上します。春・夏に北上するスルメイカも東シナ海周辺で生まれます。

 


スルメイカはどこを回遊するの?

ここまでの説明をまとめると、旬は夏と冬、産まれるのは秋と冬、産れるのは東シナ海から九州北部周辺でした。それでは、全国各地で捕れるスルメイカは、どのように回遊しているのでしょうか?
 

スルメイカの回遊ルートは?

秋期発生系群は、9月~12月に九州西部で産まれ、日本海沖と日本海沿岸を北上しながら成長、6月上旬頃北海道周辺にやってきます。
 
冬期発生系群は、1月~3月に東シナ海周辺で産まれ、黒潮に乗って太平洋を北上しながら成長、6月下旬頃北海道周辺にやってきます。
 

いつ頃産卵場所に戻ってくるの?

初夏頃に北海道周辺を回遊した後、自分達が産まれた南の海に戻って産卵します。夏は北海道で大きく育ち、日本海のスルメイカは夏頃産卵、太平洋のスルメイカは秋頃産卵して寿命を終えます。そしてまた、秋産まれと冬産まれのスルメイカが孵化すると北上を始める、というサイクルとなります。
 
 


最後に・・・

スルメイカが美味しいのは夏と冬、太平洋と日本海を回遊しながら成長して、産卵すると寿命が尽きる1年限りの生物ということが分りました。産卵場所が異なるだけで、鮭と同じような習性なんですね。それでは、これからもイカソーメン、イカメシ、丸焼き、沖漬けなど、スルメイカ料理を楽しんで下さいね。
 
 

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 - 魚の諸々話

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