高潮とはどんな現象?発生原因と海面上昇の仕組みは?

   


 
ニュースや天気予報など、海が荒れるときに「高潮」という言葉を使っているのを聞いた事があると思います。大波や津波と使い分けされていることから、全く別な事だと言う事はイメージできますが、どの様な現象なのでしょうか?そんな高潮について説明します。
 

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高潮の意味と定義とは?

高潮が発生するときは、低気圧や更に発達した台風が大きくかかわってきます。他にも潮が満ちるのが大きい日や、防風の時にも発生し少なります。それでは、この「高潮」とはどんな意味で、どんな定義なのでしょうか?
 

高潮とはどんな意味?

一部の辞書を見ると、次のように記載されています。勿論、他の辞書だと少し異なる表現で記されているかもしれませんが、大体同じような内容だと思います。因みに、同じじを書いて「こうちょう」と読んだ場合は、「物事の勢いや調子が良くなること」になるので、全く別な意味となります。

「潮が満ちて、海面が最も高くなった状態」
 
「台風や低気圧により海水面が異常に上昇する現象。南に面した湾では、湾の西側を台風が通過するときに起こりやすい」
 
参考:(デジタル大辞林)

 

高潮の定義とは?

「潮位が大きく上昇する現象」の事を高潮と言います。主に二つの気象現象「吸い上げ効果」「吹き寄せ効果」が原因で起こりますが、もう一つ天体現象が高潮を増長させると考えられています。
 
 

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高潮と満潮の関係は?

ほぼ毎日2回、海面は満ち引きしています。最も海面が上昇するときを満潮と言いますよね。それでは、満潮と干潮、大潮と小潮と高潮の関係はどうなっているのでしょうか?
 

満潮と干潮とは?

月の位置によって潮位が変化するのはご存知の通りです。潮位は日々、少しづつ変化しています。満潮時刻は毎日変化しているので、潮時表を見てみて下さい。高潮が起こるときは満潮時となります。
 

月の引力と高潮の関係は?

満月と新月の時を「大潮」。満月と新月の間を下弦の月、新月から満月の間を上弦の月の時が「小潮」。この大潮の時に台風や低気圧が接近すると、高潮が起こりやすくなります。
 
それでは、何故低気圧や台風が接近すると高潮が起こりやすくなるのでしょうか?
 
 


高潮の吸い上げ効果と吹き寄せ効果とは?

先ほどご紹介した、高潮を引き起こす二つの気象現象「吸い上げ効果」「吹き寄せ効果」について説明します。
 

吸い上げ効果とは?

気圧が低くなると言う事は、「上から押さえつける力が弱くなる」という事になります。だから、低気圧という上からの圧力の少ない空気の塊の下では海面が上昇するという仕組みになります。気圧が10hPa下がると、海面は10cm上昇します。
 

吹き寄せ効果とは?

暴風雨など、強い風が陸に向かって吹くと海水が海岸に吹き寄せられます。そのため、海岸の辺りでは海面が上昇するという現象が起こります。これを「吹き寄せ効果」と言います。潮位の変化は風速の2乗に比例するので、風速が2倍の時は海面は4倍上昇します。
 
 


最後に・・・

この様に、台風や強い低気圧が日本に近づくと、「気圧が下がって海面上昇」「風が吹き付けて海面上昇」という気象現象に加えて、月の満ち欠けが関係する「満潮」「大潮」という天体現象が合わさる事でより海水面が上昇します。この通常より海水面が高くなる現象の事を「高潮」と呼びます。
 
 

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 - 天候・天気

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