鮭の甘塩と辛塩の違いと甘口辛口と薄口濃口との違いは?

   


 
大きさに関わらず鮭を買うとき、甘塩と辛塩と区別されています。その他にも刺身用や生鮭と表記されている場合があります。それでは、この甘い辛いと、薄い濃いや、甘口辛口との使い分けはどのようにしたら良いのでしょうか?そんな言葉の違いを説明します。
 


 
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鮭の甘塩と辛塩の違いは?

塩鮭とは、捕って、輸送して、購入して、食べるという行程中の保存を利かすために塩を用いてきました。この方法は、昔から伝わる保存方法の一つです。でも、同じ塩を利かせた鮭に「甘塩」「辛塩」と分かれているのは何故なのでしょうか?
以下参照:日本国語辞典
 

辛塩とは?

辞書を見ると「辛塩」とは、次の通り記載されています。こうして見ると、鮭の塩の利かせ具合や塩分濃度を示した言葉ではないと言う事が分かります。

塩または塩水。海の水。海の辛さを強調したことば。
 

甘塩とは?

こうして見てみると塩加減が元で、少なく塩を利かせる、そこから比喩として使われ他のだと言う事が伺えます。鮭だけに使うわけではないし、魚や肉など、料理だけに使う言葉ではないと言う事です。

1、塩気の薄いこと。特に魚肉などを薄く塩漬けにすること。
 
2、全くのうぶではないこと。少しの異性体験のあること。
 
3、前髪立ちの若衆(元服前の前髪を剃っていない少年のこと)
 


甘口と辛口は塩味に違いはある?

問題の「類語」という考え方があります。保存の際の塩加減が多い少ないという意味でつかわれる、甘塩と辛塩ですが、「甘口・辛口」で表しても構わないじゃないと?という考え方も出来ます。はたしてどんな使い方が正しいのでしょうか?
 

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辛口とは?
1、口当たりの辛いこと。酒、味噌、カレーについていう。
 酒・・・味が甘くないこと
 カレー・・・唐辛子が辛くないこと
 味噌・・・塩味が強いこと
 
2、辛い味を好むこと。
 
3、評価や意見などが厳しいこと。容赦しないこと。
 

甘口とは?
1、酒、味噌、しょうゆなどの食品の口当たりが甘いこと。
 
2、甘い味のものを好むこと。下戸、甘党。
 
3、人の気をひくような言い方。口先だけのうまい言葉。
 
4、優しい言葉。穏やかな口ぶり。
 
5、状態がごくありふれていること。態度などが手ぬるいこと。
 
6、間が抜けていること。思慮の浅はかなこと。お人好し、愚鈍。
 
こうして見ると、辛口は塩分が強いことは記載されていますが、他にも広い意味で使われていることが分かります。そして、辛口の対語として甘口があるだけで、本来は塩の利きが弱いことを指していないことが分かります。
 
 


薄口と濃口の塩分の違いと甘い辛いとの違いは?

「甘塩と辛塩」の類語と思える使い方の一つに、「薄口と濃口」がありますが、どのような意味で使い分けたら良いのでしょうか?
 

濃口とは?
1、しょうゆなどの味や色が濃いこと。
薄口とは?
1、土瓶(どびん)、猪口(ちょこ)などの薄手に作ってあるもの
 
2、吸い物や煮物などの料理の味が薄くつけてあるもの
 
3、しょうゆの味や色が薄いこと
 
4、紙の比喩的薄い物に対する呼び方
 
料理だけを取り上げて見ると、色や味が濃いことを刺しているのが分かります。味が濃いイコール塩分が強いともとれます。ただし、肉や野菜、カツオや昆布など出汁の味が濃いことも含まれるので、注意が必要です。
 
 


最後に・・・

こうして見ると、塩分の濃度を表す狭義の意味で「辛塩と甘塩」という使い方がわかります。昔は、長期保存の塩でしたが、冷凍技術の進歩のお陰でそんなに必要ではありませんが、今でも昔のままの塩が定着しているのですね。
 
  

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