サバ鯖という青い魚と書く魚 漢字と名前の由来と語源辞典

   

 
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サバは鯖、青魚、青花魚とも書かれる青魚の代表のような、古来から日本で食べられてきた魚の一種です。
また、カツオやマグロの親戚にで、ヨーロッパでも大人気の魚の一種となります。そんな鯖の語源や名前の由来などについて紹介します。
 
 

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サバ鯖の語源と生活で使われる言葉

青森県では、縄文時代の頃と思われる、鯖の化石が発掘されています。それくらい昔から鯖は日本で馴染みの深い魚ということです。
 
 

■サバの語源

そして、この魚名の語源には多くの諸説があって定説はありません。それぞれ紹介します。
 
・サバは歯が小さいので、「小(サ) + 歯(バ)→ サバ」という説
 
・鯖の魚の歯は、他の魚より狭歯(サバ)だからという説
 
 

■鯖と日本の生活について

・「サバを読む」とは?
鯖は鮮度を保つのが難しい魚で、大漁に獲れたときは、数を数えないで(どんぶり勘定)急いで売りさばいたところから始まりました。
 
・「鯖代」とは?
江戸時代頃には、七夕祭りの宵の7月6日に、諸大名から将軍家に七夕祝いとしてサバを串鯖にして献上していました。
その後、本物の鯖は贈らなくなり、「その代わり = 鯖代」と称して「金銀を献上」するようになりました。
 
また、江戸時代以前はお盆の頃に、先祖の霊へのお供えや両親・祖父母の息災を祈って「刺鯖」というものを贈る習慣がありました。
 
これが、現在のお中元の始まりといわれています。「鯖代」というのはお中元の鯖の代わりに現金を贈ることでした。
 
※刺鯖
鯖を背開きにして塩して干したものです。
 
 

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サバ鯖の漢字と名称

スズキ目・サバ科・サバ属
 
漢字: 鯖
学名: Scombridae
英名: Mackerel
漢名: 青花魚
別名: 青鯖(アオサバ)、青魚、青花魚
 
昔はアオサバと呼んだといわれています。それくらい青魚の代表的な魚だったことが伺えます。
日本の漢字はこの「青い魚→ 鯖」が元だといわれていて、別字では青魚や青花魚とも書きます。
 
 

■サバの種類

サバ科のサバ属には3種類、「マサバ・ゴマサバ・タイセイヨウサバ」がいます。
日本付近で獲れるのはマサバとゴマサバで、ゴマサバには小さな黒い点が多くてマサバには無いという特徴があります。
因みにタイセイヨウサバ(Atlantic Mackerel)は、大西洋、地中海、黒海周辺に棲息。
 
・サバ科は全部で15種類。日本に入ってきていない種類もいます。
イソマグロ属
カマスサワラ属
カツオ属
グルクマ属
サバ属
サワラ属
スマ属
ソウダガツオ属
ニジョウサバ属
ハガツオ属
マグロ属
 
以下1種類のみ、英語は日本名が付いていない種類です。
Slender tuna
Plain bonito
Leaping bonito
ガストロ
 
 
 

サバ鯖の産地と旬の時期

・美味しい旬の時期:
マサバは秋~冬
ゴマサバは初夏~夏が美味しい(関東地方)
※九州では、冬が美味しい寒サバも有名です。
 
・産卵期:5月~9月頃(種類と場所によって季節が異なる為)
 
・有名な産地: 銚子漁港・千葉県、石巻漁港・宮城県、焼津漁港・静岡県、博多漁港・福岡県、境漁港・鳥取県
 

■日本付近の鯖について

日本周辺の太平洋を回遊していて、春頃に伊豆沖付近で産卵、夏頃には北海道沖に移動、秋頃に南下を初めます。
この南下をする頃が一番脂がのっていておいしいといわれてる旬の時期になります。これがマサバとゴマサバです。
 
タイセイヨウサバは日本ではノルウェー産が有名。日本と同様に秋頃が旬となります。
春頃アイルランドやイギリス沖で産卵、ノルウェー沖へ移動、更に北上しながら秋に南下を始めます。この頃が旬の時期でおいしい時期となります。
 

■有名な鯖について

「金華さば」は宮城県金華山沖で獲れて石巻漁港で揚げられたマサバ
「関さば」瀬戸内海・豊後水道付近で獲れたマサバ
「松輪さば」神奈川県相模湾沖で獲れて、三浦市の松葉漁港で水揚げされるマサバ
 
 

最後に・・・

サバはマグロやカツオなどと同じ、「スズキ目・サバ科」の魚です。丁度マグロやカツオの親戚と考えればいいでしょう。
 
そして昔から生活には欠かせない魚で、焼き魚、寿司、サバ節などとても身近な食材と言えます。
 
 
 

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 - 魚の語源辞典

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