生物季節観測とはどんな意味?いつ誰が何を観測すること?

   


 
日進月歩、観測技術が進み、デジタル的に大半の気象状況が解析されています。でも昔は、季節の変化を目で見て耳で聞いて、確かめてきました。その一つを現代では「生物季節観測」と呼びます。そんな、生物季節観測とはどんなことをするのか説明をします。
 

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生物季節観測とはどんな意味?

天気予報に必要な情報を得るために、気象庁は各地を観測しています。この観測は、日々の天気や災害情報だけでなく、季節の変化も観測して伝えてくれています。
 

季節の変化を観測する方法は?

気圧配置や気温の変化などを科学的に観測して、統計を元に予想、そして発表する反面、自然の生き物を観測する事を「生物季節観測」と言います。
 

観測対象の生物とは?

ここで注目したいのが、どんな生物を観測しているか?と言う事です。鳥?虫?魚?と色々思い浮かべると思いますが、一つは「木」を観測して紅葉や桜の開花などを伝えてくれます。もう一つは「昆虫・鳥など」様々な、各季節独特な生き物を観測します。

生物季節観測とは?・・・季節の動植物・昆虫を観測する
 
何を観測する?・・・開花・紅葉、生物の初見日
 
 


生物季節観測の規定種目とは?

春にはソメイヨシノという桜を観測して「桜前線」を、秋には紅葉を観測して「紅葉情報」を、一定の鳥・昆虫を観測して初見日を観測します。それでは、一体どれくらい観測対象の生物がいるのでしょうか?
 

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観測される植物は?

先ほど例に挙げた、ソメイヨシノという桜の他には、どんな植物を観測しているのでしょうか?

- 開花観測 -
アジサイ
ウメ
サルスベリ
ススキ
タンポポ
ツバキ
ノダフジ
ヤマツツジ
ヤマハギ
- 葉の色の変化観測 -
イチョウ
カエデ
 

観測される生き物は?

昆虫や鳥の場合、2通りの方法で観測されています。一つは、1年で最初に鳴き声を聞いた日。もう一つは、1年で最初に目にした日です。

- 鳴き声の初見日 -
アブラゼミ
ウグイス
ヒグラシ
ヒバリ
モズ
- 見かけた初見日 -
モンシロチョウ
キアゲハ
シオカラトンボ
ホタル
トノサマガエル
ツバメ
他にも、全国的な生物でなく、地域的な観測対象もあります。例えば、ライラック、スイセン、アオダイショウなどです。
 
 


生物季節観測と他にも季節の変化の目安は?

ここまで説明してきた”生物季節観測”は、木・昆虫・鳥でした。ここでうっかり勘違いしやすいのは、気象変化も同じなのではと考えてしまう事です。
 

季節を表す言葉は?

例えば次の通り、自然現象で季節が変化していることが分かりますが、”生物”ではないので「生物季節観測」には含まれません。

初霜
初雪/初冠雪
春一番 
木枯らし一番
台風第一号
 
 


最後に・・・

生物気象観測を単なる古い方法と割り切ってはいけません。動植物の変化や行動は、その年変化する、日照時間や気温の変化や推移と密接な関係があるからです。単なる季語としてでなく、季節の変化の観測データとして見る事が出来るんですね。
 
 

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 - 天候・天気

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