湿度の観測方法と気温との関係は?気象庁の測り方は?

   


 
湿度とは、空気の湿り気の度合い、ということはご存知の通りですが、どのような計測の方法があるのかご存知でしょうか?また日本ではどのような方法で計測しているのかなど、湿度の計測について説明します。
 


 
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湿度の観測方法と湿度とは?

湿度の観測方法に触れる前に、まず湿度とはどういう存在なのか説明しますね。そして、本題の観測方法にはどんな種類があるのか説明します。
 

〇湿度とは?

湿度とは、冒頭で少し触れましたとおり「空気の湿り気度合い」の事ですが、もう少し正確に言うと、「空気中に含まれている水蒸気量」のことです。
 
この気体の特徴は「水・氷、雪、水蒸気と形状を変化させる」ことで、そこが他の気体と最も違う点となります。
 

〇観測方法の違いは?

湿度の観測方法は一つではありません。いくつか紹介しますね。

毛髪湿度計・・・人の毛髪が湿度で伸縮するのを利用した方法。
 
乾湿度・・・水分が蒸発するとき熱を奪う。これを温度計で行い、下がった温度を測る方法。
 
絶対湿度・・・空気中の水蒸気量の重さ。「重量絶対湿度」と「容積絶対湿度」がある。
 
相対湿度・・・飽和水蒸気量と実際の水蒸気量の違いを測る方法。
 
実効湿度・・・前日までの湿度を考慮して平均値を測る方法。
 
「重量絶対湿度」(混合比とも呼ぶ)とは、日本での絶対湿度のことで、乾燥した空気と水蒸気量の質量の比になります。
  
「容積絶対湿度」とは、海外での絶対湿度のことで、大気に含まれる水蒸気量、容量あたりの水蒸気量のこと。飽和水蒸気量ともいいます。
 
「臨界相対湿度」とは、尿素やクエン酸などは低湿度では吸湿が起こらないけど、一定の湿度以上で急に吸湿量が増えるという、変化を利用した相対湿度のこと。
 
 

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湿度と温度の関係は?

相対湿度の測定で出てきた「飽和水蒸気量」は、温度の変化によって、空気が含める最大の水蒸気量のことだと言う事はご存知だと思います。つまり、温度の変化と湿度の変化には深い関係がある、と言う事です。
 

〇相対湿度の計測方法は?

日本での相対湿度の測定方法は、「温度を調べる+ 飽和水蒸気量を調べる+ 測定時の水蒸気量を調べる= 比率を%で表す」という方法になります。
 

〇温度と湿度の関係は?

一定の温度に対して、水蒸気を含める量が異なります。もうここまでくればお分かりの通り、例えば「気温15℃の湿度は何%」これを計算します。「気温15℃の飽和水蒸気量は12.8g/m3」となります。
 
因みに、この飽和水蒸気量が100%になると結露します。暑いから、寒いから結露するのではなく、その時の気温に対して水蒸気量が100%を超えた時に起こると言う事です。生活圏での気温と飽和水蒸気量は次の通りです。

40℃=51.1g/m3
35℃=39.6g/m3
30℃=30.3g/m3
25℃=23g/m3
20℃=17.2g/m3
15℃=12.8g/m3
10℃=9.39g/m3
5℃=6.79g/m3
0℃=4.85g/m3
-5℃=3.24g/m3
-10℃=2.14g/m3
 
 


気象庁の湿度の観測はどうしてる?観測点はどこ?

私達が普段見聞きしている天気予報で、たまに「今日の湿度は・・・」放送されることがあります。特に梅雨時期や、結露しやすい冬季に多いと思いますが、はたして気象庁ではどのような方法で測定していて、どこで観測しているのでしょうか?
 

〇気象庁の湿度はどの方法で観測しているの?

日本では、相対湿度の一つ「重量絶対湿度」とご紹介した通り、この観測方法に統一して、日本全国で観測しています。

相対湿度=重量絶対湿度
 

〇日本の湿度の観測地点はどこ?

天気予報などで紹介される湿度は、どこで観測されているのでしょうか?それは、日本全国に設置されている、気象観測所などになります。

・気象台・測候所・・・全国約60ヵ所
 
・特別地域気象観測所・・・全国約90ヵ所
 
 


最後に・・・

湿度はどれくらい?と気になる方は、湿度計を置くのも一つの手段ですが、最初にご紹介した湿度方法を試して見る、なんていう楽しみ方もできそうですね。
 
 

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 - 天候・天気

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