鯛そうめん色々な作り方 七夕メニューやお祝い事におすすめ!

   

 
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鯛素麺(そうめん)または鯛麺と呼ばれる、瀬戸内海の有名な郷土料理がありますが、各県では違うレシピで作られているんです。
七夕メニューで困ったときや、素麺が余っているときなど、各地の鯛麺について紹介するので豪華そうめんレシピとして参考にしてくださいね。
 
 

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鯛そうめんとは?簡単な作り方とは?

鯛そうめんを一言で表すと「そうめんの上に鯛が乗っている」料理ですが、なぜわざわざそんな面倒くさそうな食べ方をするのだろうか?と疑問に思う人も少なからずいると思います。
この料理は瀬戸内海沿岸を中心に、兵庫県、岡山県、広島県、大分県、愛媛県、香川県、淡路島、小豆島などの名産、「素麺」と「海鮮の鯛」を使った郷土料理なんです。
 
 

〇素麺(そうめん)について

兵庫県や淡路島を始め、四国や本州の瀬戸内海沿岸の名産に素麺があります。素麺自体、紀元前約91年頃から奈良県で作られてきたと伝わっていますが、小豆島をはじめ、瀬戸内海沿岸では遅くても江戸時代初め頃、約400年前には作られていました。
 
 

〇なぜ鯛をのせているの?

鯛そうめんは、瀬戸内海付近では結婚式、上棟式、親族のお祝いなどの定番料理なんです。
鯛は「めでタイ」という意味と、そうめんが細くて長いところから「縁が長く続く」という縁起物という意味で、お祝いの席の定番といわれています。
 
 

〇鯛麺の作り方は?

全国的には、「鯛そうめん」で呼び名が通っていますが「鯛麺」とも呼びます。また、「冷たい、そうめん」と「温かい、入麺(煮麺)」の2種類があって、どちらも「鯛麺(鯛そうめん)」と呼ばれています。
因みに「入麺(煮麺)」の場合は祝い事の他に弔事でも出されることがあります。
  
・冷たい素麺の場合の基本的な作り方
1、鯛を料理する
2、ネギ、シイタケ、エビ、錦糸卵など具材と、出汁を用意する
3、素麺を茹でて冷水でしめる
4、お皿に麺盛って、その上に”2”の具をちりばめるように盛り、最後に鯛を乗せて完成!
 
※出汁と食べ方
汁につけて食べてもいいし、大皿に出汁をかけて食べても構いません。
 
・温かい入麺(煮麺)の基本的な作り方
1、鯛を料理する
2、ネギやエビなど具材と出汁を用意する
3、素麺を固めに茹でる
4、丼ぶりに麺と出汁を入れて、具合を盛り付けて完成!
 
たったこれだけの作業なんですが、普通のそうめんやにゅうめんと何が違って、地域ごとで何が違うのでしょうか?
 
 

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鯛そうめん瀬戸内海各地のレシピ

同じ名前の鯛麺(鯛そうめん)でも温かいものと冷たいものがあると紹介しましたが、更に、地域ごとでも違うので、その違いと簡単なレシピをこれから紹介しますね。
 
因みに、食べ頃の季節についてですが、水温が上がる春から初夏が鯛漁の旬の時期となります。また、素麺作りは極寒の季節が作業に向いているといわれています。
だからベストの時期は、そうめん作りがひと段落する春以降で、鯛の旬の季節の春から夏にかけてが食べ頃なんです。だから七夕の季節は鯛麺(鯛そうめん)の旬の季節になるということになりますね。
  
 

〇岡山県・広島県

この地域の辺りでは、鯛を甘辛く煮込みます。そして煮込んだ時の煮汁を使ってつけ汁、かけ汁として食べます。因なみに広島県では、縁起担ぎとして鯛を調理するときには、切り込みはいれません。
 
― 下ごしらえの目安 -
1、鯛(1尾)の調理
・落し蓋をして、煮汁をかけながら「鯛」と「シイタケ5個位」と「昆布20cm位」を煮ます。
・煮汁をかけながら煮ます。
・頭はつけたまま煮ます。
・煮るときのコツは、手前にお腹が来るように鍋に入れます。
 盛り付けるとき、見栄えが良くなるからです。
  
 水 約250ml
 砂糖 約100g
 みりん 約50ml
 しょうゆ 約250ml
 
2、具材の用意
 錦糸卵 卵1個
 ネギ お好み
 しいたけの甘煮 5個前後
 昆布 20cm位
  
3、出汁を用意
「カツオと昆布の出汁」や「鯛の骨でとった出汁」でもかまいません。お好みの出汁をとってください。
  
- 調理方法 -
1、たっぷりの水を大き目の鍋で沸騰させて、バラしながらそうめんをいれます。
2、沸騰したらさし水を1回、次に沸騰したらざるに移して、流水で表面を洗いながらしめます。
3、皿にそうめん盛り付けますが、コツは渦巻き状に盛っていくこと。
4、鯛の煮汁と出汁を合わせて薄めます。
5、そうめんの上に鯛を乗せて、具材を乗せます。
6、”4”で作った汁を上からかけて完成!
 
 

〇愛媛県松山周辺

江戸時代には、ミツバ、春菊、シイタケ、イリコをきって味付けしたものを鯛の腹に入れ、鍋から出す時に卵をかける」という調理法が記録に残っています。
この付近では、五色そうめんを使うところも多くて、先ほども紹介しましたが、鯛は「メデタイ」、また素麺は「細く長く幾重にも」という意味があります。だから祝いの時には、上座に「鯛そうめん」と「ふくめん」という料理の、2つの大皿を並べて置く習慣があります。
 
甘辛く煮漬けた鯛をそうめんの上に乗せるのも、鯛の調理方法も岡山や広島周辺と同じですが、内容は「和風だし、みりん、薄口しょうゆ、ショウガおろし/千切り」で味付けします。コツはショウガを乗せて食べること、薄口醤油を使う、五色そうめんを使うのが愛媛県周辺の特徴です。
 
― 調理方法  ―
1、鯛を水洗いして「三枚」におろします。
2、「昆布とかつおの出汁 = 合わせ出汁」を作る
3、「合わせ出汁」と軽く焼いた「鯛の中骨」を弱火でじっくり煮て出汁をとります。
4、たっぷりの水を大き目の鍋で沸騰させて、そうめんを茹でて沸騰したらさし水をします。
5、もう一度沸騰したらざるに移して、流水で表面を洗いながら締めます。
6、鯛を大皿に盛り付けたら、そうめんを盛り付け、具材(錦糸卵やネギなど)を盛り付けます。
7、”3”の出汁をかけて完成!
 
 

〇大分県周辺

大分県周辺の鯛麺は他県と大きく違う点を挙げます。
 
・鯛は塩焼き
・「そうめん」は使わずに「うどん」を使います。(素麺を使う人もいます)
 
― 作り方 ―
1、しいたけ、こんぶなどをかつおなど普通の和風だしで煮る
2、鯛を塩で焼いた後、1の煮汁で煮る
3、茹でたうどんを2に加えて2~3分煮る
4、そのまま味のしみたうどんを更に盛って、鯛をその上に乗せて完成!
 
 
 

鯛そうめんを七夕メニューに追加!

瀬戸内海だけでも、これだけ鯛麺に違いがあるので、「七夕に何作ろう・・・・?」と悩んだり、「お中元にそうめんを貰って余っている」なんていうときにはこの鯛麺を作ってみてはいかがでしょうか?
 
・手間をかけたくない場合は、焼いた鯛とそうめんを大皿に盛り付けて、めんつゆに浸けながら食べる!
 
・出汁が面倒くさかったら「麺つゆ」で鯛を煮て、その煮汁でそうめんを食べる!
 
・豪勢に食べたいときは、鯛の他にエビ、飾りにきぬさやなど、お好みの具材を増やす!
 
・鯛の刺身をそうめんの上に盛り付けて、錦糸卵、シイタケなどで飾って食べてみてはいかがでしょうか?
 
・温かくして食べるなら、鯛の骨を使って出汁をとる!
 
鯛麺も他の料理同様、基本の作り方や食べ方はありますが、どんどんアレンジにチャレンジしてください。そのうちに瀬戸内海以外でも、土地の旬の食材で作る新手の鯛麺が登場かもしれないですね。既に鯛ラーメンが定着しているんですから。
 
38 鯛麺 刺身
 
 
 

最後に・・・

鯛そうめんも様々で、刺身、あら、煮魚、煮汁などを使ったものがありますよね。また、エビや他の海鮮ものを乗せて豪華にするなど、地方ならではの食べ方が色々あります。
だから、七夕で一工夫する料理の一品として、また、夏の素麺メニューに追加するなど、関東や他の地方では馴染みの薄い「鯛素麺」をご自身のメニュー加えてみてはいかがでしょうか?
 
固めの麺がお好みの方は、いつもより早く上げて「かなり固め」にゆで上げて、鯛の旨みを存分に吸わせてから食べるといいですよ。
 
  

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 - 四方山話

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