タラ鱈という白身魚の漢字と名前の由来と語源辞典

   

  
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タラ・鱈とは白身の深海魚の一種で、北半球に生息する世界中で需要のある魚となります。そんな世界的はどんな魚なのでしょうか?
また。日本ではタラという名前の由来や漢字の語源はどこからきたのでしょうか?そんなタラという魚について紹介します。
 
 

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タラ鱈とは?名前のの語源と由来

■タラ鱈とは?

タラ目タラ科の魚の総称を「タラ」と呼んでいて、10属23種類のタラがいます。その内のマダラとスケトウダラを指して「タラ・鱈」と日本では呼んでいます。
 
北半球の冷たい海流、北大西洋、北極海、北太平洋に分布していて、日本では北日本の沿岸を中心に「マダラ・スケトウダラ・コマイ」の3種が獲れます。
 
またタラ鱈は、海面の表層付近~深海約2000mくらいまで分布する中層から深海の魚。マダラの場合体長は大きいもので1.2mくらいまで成長して、背びれが3基、尻びれが2基、下あごに1本のひげが特徴です。その他、スケトウダラは約70cm、タイセイヨウタラ約2mになります。
 

■タラという名前の語源

・フトハラ=太腹が変化して、「太・タ+腹・ハラ→ タハラ→ タラ」という説
 
・切っても身が白くて血が足らないという「足る=タル」が変化して「タラ」という説
 
・まだらをした体表から「マダラのマが略されてタラ」になったという説
 
・古名で「大口魚」
大きな口をしているから、大きな口で捕食するから「大口魚」と呼ばれていました。
 
 
 


タラ鱈の漢字と名称

タラ目・タラ科・タラ亜科、(タラ亜科の総称)
 
漢字: 鱈、大口魚、鰔
学名: Gadidae Gadidae
英名: Cod、Haddock
  

■漢字の由来

鱈は国字となります。
・雪のように白い身をしているから、魚と雪を合わせて「魚 + 雪 = 鱈」という説
 
・冬の雪が降る頃、日本の浅い沿岸部に産卵に寄ってきます。この雪の時期に獲れるから、雪と魚を合わせて「鱈」という説
 

■タラとたらふくについて

「たらふく食べる」という、お腹一杯食べる事の語源といわれています。タラは貪欲に食べる魚で、せり出たお腹をしています。この見た目から「鱈腹=たらのはら」になり、「鱈腹=たらふく」となったといわれています。
  

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タラ鱈の産地と旬の時期

タラ・鱈は北海道と東北、日本海の中国地方周辺の冬、北日本で獲れる魚です。
 
・美味しい旬の時期:11月~1月
・産卵期:12月~3月
・有名な産地:北海道全域の漁港、宮城県と岩手県でも漁獲量が多い
 
 

■タラの食用について

・タラは昔から、タラは脂身が少ないせいか、開きダラや棒ダラなど干したり塩漬けたりされてきた。
 
・白子とは「魚の卵巣」の部分になります。タラだけでなくアンコウ、フグの卵巣も白子と呼びます。
 
・明太子とは「スケトウダラの卵巣」を使って、唐辛子などと一緒に漬けて作られています。
 
・ヨーロッパでは主要の食材の一つで、20世紀中頃から後半にかけてタラの漁業権を巡ってアイスランドとイギリスで紛争が起こりました。
フィッシュアンドチップスの白身の魚は主にタラになります。またヨーロッパ各地で食べられている白身魚のムニエルも主にタラが使用されています。
 
・日本では干し物や塩漬けの他、鍋に多く利用されています。ちり鍋などは代表的はその一例になります。
 
 


最後に・・・

タラといえば、日本では冬が旬の鍋の食材で有名な魚。ヨーロッパや北米は戦争が起こるほど需要が高くて、メインディッシュとして焼き魚(ソテー・ムニエル)の食材の代表の魚となります。
日本、海外問わず、太いお腹に大きな口とあごひげが特徴の魚。
 
  
参考:「原色魚類大図鑑・北隆館」「魚と貝の辞典・柏書房」
 
 

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 - 魚の語源辞典

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