スッポン鼈というカメの仲間の漢字と名前の由来と語源辞典

   

  
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スッポンと日本人の食生活の始まりは、現在判明しているのは縄文時代の頃、紀元前約2000年以上前ということが判明しています。
そんな栄養豊富なカメの仲間、と世間で知られている、スッポンの名前の由来や漢字の語源などについて紹介します。
 
 

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スッポンの語源・どんな生物?

■スッポン・鼈の語源

・水に飛び込んだ時「スッポン」と音がしたからだという説
 
・スッポンの鳴き声が「スポンスポン」という説
 

■すっぽんという生物

アフリカ・ユーラシア大陸・北米・南米・に分布している淡水に生息するカメの一種。他の亀と違う点は甲羅で、スッポンは柔らかい皮膚でできている。
 
外見は甲羅の長さ約20~30cm、頭と甲羅は青みがかった灰色やオリーブ色をしている。1回の産卵で2cm位の卵を30~60個、地面の中に産む。
 
日本では、本州南部から南の河川や湖沼に生息していますが、国内で流通する多くは養殖。
 
 


スッポンの漢字と名称

爬虫類・カメ目・スッポン科・キョクトウスッポン属(スッポンの総称)
 
漢字: 鼈・土鼈
学名: Pelodiscus sinensis
英名: soft-shelled turtle
漢名: 団魚 
別名: 多数
ニホンスッポン・キョクトウスッポン・シナスッポン・ガメ・ドウガメ・ドンガメ・ドチ・ドヂ・トチ
 

■スッポンの歴史

日本では縄文時代の遺跡からスッポンが出土しています。この時代の亀食は稀だといわれています。現在東京付近では葛飾区で中世末期頃のスッポンが出土しています。
 
古代中国の紀元前1050年頃~紀元前256年頃、「周礼」という書物にスッポン調理をする役職があったと伝えられています。当時から宮中でスッポン料理が重宝されていたことが裏づけられています。
  

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スッポンの産地と旬の時期

・美味しい旬の時期、9月~10月、冬眠前
・産卵期:5月~6月
・有名な産地:
養殖の場合、浜名湖、九州(大分・長崎・佐賀)
天然の場合、本州南部、四国、九州(激減しています)
 
 
近年のスッポンは、養殖ものが流通の中心なので旬の季節がずれますが、天然ものの旬は9~10月となります。
養殖には2方法あり、「春から秋に活動、冬は冬眠させる養殖方法」は、自然に近い環境で養殖ができまます。
「水温を上げて、1年中餌を与える養殖方法」は、冬眠しない分早く成長させることができることと、季節がずれても出荷できることです。
 
 


最後に・・・

スッポンの肉の味は美味なことで有名で栄養価も非常に高いと昔から伝えられています。また、身だけでなく、スッポンの血液は強壮剤など薬用にも利用されています。
 
しかし、スッポンという生物は生命力が強い反面、自分の尿がかかると死んでしまうことがあるという、珍しい特徴があります。
 
 
参考:「原色魚類大図鑑・北隆館」「魚と貝の辞典・柏書房」
 
 

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