ハゼ沙魚ことマハゼ真沙魚という魚の漢字と名前の由来と語源辞典

   

 
78 トビハゼ
 
 
ハゼとは一般的にマハゼという魚のことを指しています。またハゼ科のハゼ、シロウオ、ムツゴロウやドンコなどの総称でもあります。
そのハゼ科の一種「マハゼ」の生態や、通称「ハゼ」の名前の語源や由来などについて紹介します。
 
 

スポンサードリンク

 


総称ハゼとマハゼ真沙魚について、ハゼの名前の語源

■ハゼとはどんな魚?

一般的に「ハゼ」というと「マハゼ」という魚のこと。ハゼとは9科2211種類いるうちの一つのハゼ科全体の呼び名となります。
  
「ハゼ = マハゼ」は、北海道から種子島付近、朝鮮半島や中国など東アジアの沿岸部などの、湾内や汽水域の砂泥底に多く生息。
オーストラリア・シドニー、アメリカ・カリフォルニアにも生息していますが、アジアから出向する船の”バラスト水”という船底の重しに使う水などに交じって運ばれたと考えられています。
 
外見は体長15cm~25cm暗いの細長いスリムな体型で、背中は灰褐色・腹は白、背中から尾にかけて斑点のがあります。
 
ハゼの仲間は日本に百種類以上といわれていて、そのうち「マハゼ属」は7種類が東アジアに、4種類が日本に生息しています。
 
 

■ハゼの語源

・素早い魚なので「ハセ(馳)→ ハゼ」になったという説
 
・「ハセ」とは陰茎を表す言葉で形が似ているから。「ハセ→ ハゼ」
 
・「弾丸魚」という漢名から、「爆ぜる・ハゼル→ ハゼ」
 
  

スポンサードリンク

ハゼ・沙魚の漢字とハゼ科の種類について

スズキ目・ハゼ亜目 (ハゼ科の総称)
漢字: 沙魚・鯊・蝦虎魚
 
スズキ目・ハゼ亜目・ハゼ科・(ゴビオネルス亜科)・マハゼ属、マハゼ
漢字: 真鯊、真沙魚
学名: Acanthogobius flavimanus
英名: Yellowfin Goby
別名: ハゼ・カジカ・カワギス・グズ・デキハゼ・フユハゼ・カマゴツ・ゴズ・クソハゼなど
 
※北海道・福井ではカワギス、出雲ではゴズ、宮城でカヂカ、石川でグズ、長崎でクソハゼ、秋田でグンズ
  
※鯊とは中国語で鮫(サメ)のことです。
  

■ハゼの種類

ツバサハゼ科
ドンコ科
カワアナゴ科
スナハゼ科
ヤナギハゼ科
オオメワラスボ科
シラスウオ科
ハゼ科
→ ゴビオネルス亜科→ マハゼ属→ マハゼ
 
 


ハゼ沙魚の産地と旬の時期

・美味しい旬の時期:9月~1月
・産卵期:冬・1月~5月
 
※ハゼ科の水揚げ量が多いのは太平洋側の愛知県や神奈川県や茨城県で、マハゼは千葉県や宮城県ともいわれていますが、全国各地で獲れています。
 

■マハゼについていろいろ

・秋頃口のまわりや顎(あご)が黒く変色します。そこから、おはぐろをつけた魚と呼ばれた。
 
・寿命が1年で産卵後死んでしまいますが、わずかに2~4年生存する個体もいます。
 
・幼魚の頃は日のもとによく出ますが、成魚は光を嫌って物陰に隠れる習性があります。
 
・日本中の都市部の沿岸や河口などで獲れますが、護岸工事などの影響で激減しています。また、市場にあまり流通しませんが、各地にハゼ料理があるので身近な魚でもあります。
 
 


最後に・・・

マハゼは白身で天ぷらや唐揚げや刺身から煮魚まで幅広く食べられています。その反面お店に流通しないので、一般家庭ではあまりお目にかかることがない魚でしょう。
 
そのせいか、魚の中ではスズキ亜目、コイ科に次いで種類が多い魚といわれていますが、一部の人たちや地域を除いてよく知られていません。ただし、釣りでは大人気の魚。
 
 
参考:「原色魚類大図鑑・北隆館」「魚と貝の辞典・柏書房」
写真はトビハゼ、ハゼの仲間です。
 
 

スポンサードリンク
スポンサードリンク

 - 魚の語源辞典

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。