秋の長野千曲川で食べる魚料理のおすすめ!伝統のつけば料理とは?

   

 
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秋の長野に行くなら、山と紅葉と温泉、秋の味覚を連日堪能というのが定番ですが、絶対にはずしたくないのが食事ですよね。
おすすめは、秋の落ち鮎!今では珍しい鯉料理!そして千曲川に伝わる、つけば料理とは?そんな千曲川沿いの魚料理のおすすめの紹介です。
 
 

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千曲川のつけば料理・つけば小屋・つけばとは?

◇「つけば」とは?

晩春~初秋にかけて千曲川沿いを移動していると、川沿いに「つけば」という名前の入った看板を目にすることがあります。
 
この”つけば”とは長野県では当たり前かもしれませんが、県外の人間の大半は「千曲川沿いに伝わるウグイ(ハヤ)の産卵の習性を利用した、伝統漁のこと」なんて知らないんです。
 
少し昔になりますが、島村藤村の「千曲川スケッチ」という写生文にも、「小諸辺ではハヤがよく獲れるが、土地の人が千曲川に(略)~ハヤを魚田にして味わうなど、ちょっと旅の人の知らないところだ」と書かれているんですよ。


 

◇つけば漁とは?つけば小屋とは?

つけば漁は5月上旬頃から始まります。この漁法は、最初にウグイが産卵しやすいような場所を作ろいます。次に、活きの良いウグイを種箱に入れて沈めます。そうすると下流から産卵場所にウグイが集まってきます。そこを一網打尽にするという漁法なんです。
 
名前の由来は、ウグイが産卵しやすいように作った場所を「たねつけば」と呼んでいました。そこから「たねつけば→ つけ場(つけば)」となります。このつけ場の側に小屋を作って、獲れたての新鮮な魚を料理して食べられる、季節営業の小屋が「つけば小屋」なんですよ。


 

◇つけば料理

元々はウグイ・・・長野付近の地方名ではハヤといいますが、この魚を産卵期にの4~6月頃につけば漁で獲って調理した料理のことです。
因みにウグイ(ハヤ)の旬は1年に2回、産卵前の体が赤く染まる春~初夏、12月~3月の身が引き締まった”寒ばや”と呼ばれる冬となります。
 
でも今では、このつけば小屋は秋まで営業していて、川で獲れる様々な魚を食べさせてくれる”魚専門店”と思えばいいでしょう。
特に初夏の鮎、秋の落ち鮎、初夏のウグイは主流で、他にも鯉、ナマズ、フナ、など小屋ごとで多少メニューは異なりますが、千曲川で獲れる魚が食べられるんですよ。
 
つまりこの「つけば料理」はおすすめの郷土料理の一つなので、佐久→ 上田→ 長野方面にお出かけのときには、是非立ち寄ってみたいお店なんです。


 
 
 

秋の千曲川の落ち鮎のつけば料理

秋になると、ウグイ(ハヤ)の季節は4~6月。すでに終わっているので、翌年の春から夏にお出かけください。
また、”つけば小屋”の多くは春~夏までの夏季限定営業なので、秋には営業終了しているところが多いんです。
 
ところが、鮎の2度目の旬の季節”秋”があって、この鮎を落ち鮎と呼びます。この鮎の季節が終わるころまで営業している小屋もあるので、そこが狙い目なんです!
 
夏ほど混雑せず、遠くに色付いた山を河原の小屋から眺めながら、ノンビリお食事なんて、実は結構贅沢な遊びかもしれないですよね。
 


 

◇お店の紹介

・鯉西・つけば小屋 
営業期間:4月下旬~10月頃
予約:予約推奨
 
本店:長野県上田市天神1-9-19
※小屋は千曲川沿いになります。
TEL:0268-22-5124
 
ちょっと気になるのが本店の「あゆラーメン」「アユ飯弁当」「つけば弁当」なんてメニューが本店にはあります。1年間営業。
 


 
・魚とし・つけば小屋
営業期間:4月下旬~9月上旬ころ(早く閉店する年もあります)
場所:坂城大橋下
TEL:0268-82-8342
 


 
・あゆ友
上田駅の東、しなの鉄道・大屋駅から東へ車で約5分
 
ウグイ(ハヤ)料理・・・4月下旬~6月上旬
鮎料理・・・6月上旬~10月中旬
※ウグイと入れ替わりで鮎が始まります。
 
営業期間:4月下旬~10月中旬
場所:長野県東御市塩川2251-3番地先
TEL:0268-36-0735
 


 
・ひばち屋
上田駅の東、しなの鉄道・信濃国分寺駅から南の千曲川へ車で約分
 
鮎料理 5品コース・・・3700円
その他・・・メニュー鮎料理多数
 
場所:長野県上田市大字国分1368
TEL:0268-24-7418
 
どのお店も要予約となります。事前に予約を取ってからお店に行ってくださいね。


  

◇鮎料理にはどんななメニューがある?

鮎は塩焼きが一番、という人が多いでしょう。でも、産地に行けばそれだけではないんですよ。
 
因みに、長野県の川沿いで生活している人にはちょっと想像しづらいかもしれませんが、東京や大阪など都会で生まれて育った人の中には、鮎を食べたことがない人も珍しくないんです。だから、あえてここではどんな鮎料理があるのか紹介しておきますね。
 
・塩焼き・・・食べ飽きない鮎料理の王道
・刺身・・・美味しいけど、寄生虫が心配な人はお控え下さい。
・天ぷら・・・そのまんま、天婦羅です。
・鮎こく・・・味噌汁に鮎が入っています。
・田楽・・・味噌をつけて焼いた鮎、魚田とも呼びます。
・雑炊・・・3枚におろした鮎が入った雑炊
・鮎飯・・・鮎の炊き込みご飯
・鮎ずし・・・6~7月頃のみ
・甘露煮・・・加工済みの鮎、お土産にどうぞ。
  

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秋でも千曲川で鯉は食べられる?

長野県付近の魚といえば、鮎、ヤマメ、イワナなど色々いますが、その中でも「鯉」料理は都会では珍しい食材なんです。
 
例えば東京の多摩川や神奈川の鶴見川のように、浄化済みの生活排水や工場の排水が流れ込む川でも鯉は沢山泳いでいます。そんなところを泳いでいる鯉しか知らないと、余計「鯉= 泥臭い」というイメージが拍車をかけて定着してしまいます。
 
長野県の綺麗な水で生活して、丁寧に調理された「鯉」ならきっと美味しいはずです。
 
ただし、好みは人それぞれなので、もし「鮎は魚臭い」といって食べられない人には「鯉」も同じように臭いとなるでしょう。どちらも独特の”香り”を持った魚です。
 


 
・魚とし
つけば小屋で紹介した「魚とし」では鯉料理もあるんです。ただし「要予約」なので、気を付けくださいね。
鯉こく: 5名様以上/800円/1人前
鯉うま煮: 5名様以上/800円/1人前
 


 
・三河屋
佐久の鯉料理屋、創業40年以上。おすすめは鯉丼(こいどん)
 
営業時間:
平日・・・朝11時~午後2時/午後5時~夜10時
土・日・祝日・・・朝11時~午後3時/午後5時~夜10時
 
長野県佐久市岩村田本町762-10
TEL:0267-67-3491
 


 
・うすだ鯉店
明治創業の老舗鯉料理屋。JR小海線中込駅前で営業中!鯉料理の専門店で、お店で食べられる他、小売り、卸売り、宅急便でのお届けも行っているお店です。
 
長野県佐久市中込1-24-1
TEL:0267-62-0538
 


 
・鯉西
場所は上田市内ですが、先ほどのつけば小屋も夏に営んでいるお店です。上田駅から約200mなので電車でも立ち寄りやすいですよ。
 
長野県上田市天神1-9-19 2F
TEL: 0268-22-5124
 


 

◇鯉料理の簡単な紹介

 
鯉うま煮・・・鯉の煮物
鯉こく・・・鯉の味噌汁
鯉のあらい・・・刺身のような見た目、一調理されています。
鯉の塩焼き・・・まさに塩焼きそのまま!
 


 
 

最後に・・・

秋に長野県の千曲川沿い(佐久~上田~長野)にお出かけするなら、お魚料理はいかがでしょうか?海とは違った郷土料理の味に出会えると思いますよ。
 
そうそう、つけば小屋は野趣あふれるお食事処が好きな男性が多いんです。だから店内も男性率が高いんですよ
 
でも、美味しいものを食べるのに性別なんて関係ないですよね。だってひと昔前まで、女性が一人でラーメンを食べるなんて珍しかったけど、今では当然なんですから。
 
このつけば小屋も同様に、秋の落ち鮎や魚料理を食べにお一人で、ご家族で、カップルでがっつり食べてきてくださいね。因みに、鯉なら旬に時期はないといっていいくらい一年中食べることができますよ。
 
それでは秋の旅行と郷土料理を楽しんできてくださいね。
 
 
 

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