ヌマガレイ・沼鰈は海と湖沼に生息する魚 漢字と名前の由来と語源辞典

   

 
86 ヌマガレイ・沼鰈は海と湖沼に生息する魚Top2
 
カレイ・鰈の仲間にヌマガレイという魚がいますが、この魚は淡水と海水の両方で生息することができる珍しい生き物です。そんなヌマガレイの名前の由来や、漢字や地方名など各名称と、この魚の特徴などについて紹介します。
 
 

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ヌマガレイ・沼鰈とは?ヌマガレイの名前の語源

■ヌマガレイとはどんな魚?

カレイ科の海水魚で、北関東付近の緯度の日本海と太平洋オホーツク海、ベーリング海、北米西海岸の北太平洋に分布していて、沿岸、汽水域、河川、湖沼など海水から淡水に広く生息している。
 
海にいる個体は、浅瀬~水深約400m付近に生息、淡水にいる個体は約120km内陸に生息しているのが発見されている。
 
平均体長約40~70cm、大きいもので1mくらいまで成長。体形は丸い菱形をしていて扁平、発達した側線という、水の動きを感じる器官が発達している。またしりびれには4~7本の横縞、尾びれには3~4本の黒っぽい縦縞がある。
 
鰈は両目とも右側にある。こののヌマガレイに限っては、反対の左側に目がある。稀に通常通り右側に目があるものもいる。それぞれ個体によって右と左に異なるが日本で獲れるものの大半は左抜きである。
 
日本では、茨城県の霞ケ浦や京都や福井県の若狭湾付近に生息。
 

■ヌマガレイの名前の語源

カレイ・鰈は通常海に生息しますが、沼の底など淡水にも生息することから、「ヌマガレイ」といわれるようになった。
  

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ヌマガレイ・沼鰈の漢字と名称

カレイ目・カレイ科・ヌマガレイ属 ()
 
漢字: 沼鰈
学名: Platichthys stellatus 
英名: Starry flounder
別名: イシガレイ・カワガレイ・タカノハガレイ・ガサガサガレイ・ツキリガレイ
 
漢字の由来は読み方と同じ「沼 + 鰈= 沼鰈・ヌマガレイ」
 
 


ヌマガレイ・沼鰈の産地と旬の時期

・旬の時期:3月~4月頃の初春
・産卵時期:2月~3月
・有名な産地:霞ケ浦・若狭湾
 

■他の産地

北海道・厚岸、新潟県、富山県、岩手県、宮城県でも漁獲がある。
 

■ヌマガレイの活用

・基本的には食用とされている。獲り方は「刺し網」「定置網」と「釣り」で漁獲されている。
 
・東北付近の河口付近で釣りをすると釣れることがよくある。
 
特別味が良いわけではなく、「水っぽい」「やわらかい」「臭みがある」という特徴があるので、濃い味付けの料理にされている。
 
「醤油+ ショウガ」・・・濃いめの味付け
 
「から揚げ」・・・衣に味を付けて揚げれば
 
 


最後に・・・

あまり一般的ではなく、市場に出回ることもない魚ですが、淡水と海水で生息できる数少ない種類の生物となります。
 
また、その生息範囲も北太平洋全域に広がっていて、北米大陸ではかなり内陸にまで生息していることが分かっています。
 
 
参考:「原色魚類大図鑑・北隆館」「魚と貝の辞典・柏書房」
 
 
 

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 - 魚の語源辞典

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