ウバガイ姥貝・通称ホッキガイ北寄貝 漢字と名前の由来と語源辞典

   

 
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通称・ホッキガイ北寄貝、正式にはウバガイ姥貝、という日本の北の海で獲れる有名な貝がいますが、正式名称をウバガイ姥貝といいます。そんなホッキガイことウバガイの旬の時期や名前の語源や漢字の由来などについて紹介します。
 

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ホッキガイ・北寄貝の語源と生態について

■ウバガイ/ホッキガイとはどんな貝?

バカガイ科の2枚貝で水温の低い海水を好んで、千葉県銚子から北の太平洋沿岸、富山県から北の日本海沿岸~中国・沿海州に分布している。。
 
浅い場所~水深約30mの浅い砂底に生息していて、外見は、殻長約10cmのやや丸みのある三角錐で黄褐色をした貝殻をしている。
 

■ウバガイ/ホッキガイの語源

・北風のとき海岸に打ち上げられることが多いので、「北から寄ってくる貝→ 北寄貝」という説
 
・北方に身を寄せている貝だから「北寄貝= ホッキガイ」という説
 
・長寿の貝で、寿命が30年以上だからだといわれて、年をとった/長寿だから「ウバ+カイ→ ウバガイ」といわれている
 
 


ウバガイ/ホッキガイの漢字と名称

二枚貝綱・バカガイ科・ウバガイ属(正式名称:ウバガイ、通称:ホッキガイ)
 
漢字: 姥貝/北寄貝
学名: Spisula sachalinense
英名: Surf clam、Sakhalin surf clam
別名: ホッキガイ
 

■ウバガイ/ホッキガイの歴史

・昔はウバガイの名称で通っていた。「御伽草子」などには「年老いたれば、うばがいの女貝こそせいしけれ」と記述されている。
 
・殆どのウバガイは北海道で採れるため、ポクセイやトゥットゥレプというアイヌ語の名前も一部では知られている。
 
  

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ホッキガイ・北寄貝の産地と旬の時期

・旬の時期: 冬~春頃
・産卵期: 4月~7月
・有名な産地: 北海道、東北・三陸沿い
 
※旬の冬は、栄養や糖分を体内に蓄積させているので、味が良くなる。
※約3年で成熟、寿命は約30年といわれている。
 

■ウバガイ/ホッキガイの活用

・基本的に他の一般的な貝と同じように、刺身、すしのタネ、酢の物、焼き料理に使われる。また、炊き込みご飯やカレーの具にする地域や、干し貝などにも向いていて、干せば味がよく出て良いダシになる。
 
・バカガイ科の属している類似した代表的な貝は、「バカガイ→ 通称アオヤギ」「ミルクイ、またはミルガイ」などがあり、それぞれ外見が似ている。また、それぞれ殻の長さや水管の大きさなどが違うのと、口を閉じたとき隙間がないものがバカガイの特徴である。
 
 


最後に・・・

ウバガイ(姥貝)= ホッキ貝(北寄貝)はどちらかといえば、通称であるホッキガイの方が知名度が高いか、一般的かもしれません。
 
このウバガイが属している”バカガイ科”の他の貝も同様に、通称や別名の方が名前が通っている貝が多くいる。
 
「バカガイ→ 通称アオヤギ」
「ミルクイ→ 別名ミルガイ」
「ウバガイ→ 通称ホッキガイ」
 
 
参考:「原色魚類大図鑑・北隆館」「魚と貝の辞典・柏書房」「たべもの語源辞典 東京堂出版」
 
 
 

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