冬型の気圧配置とはどんな天気のこと?冬型が緩む強まるとは?

      2016/10/25

 
132 冬型の気圧配置とはどんな天気のこと?Top
 
秋が深まってくるとテレビや新聞の天気予報では、冬型の気圧配置になるので・・・という言葉をよく目や耳にすると思います。
冬型というと、冷え込むとか西高東低という言葉を連想しそうですがどんな状態の事でどんな天気になるのかなどについて紹介します。
 
 

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冬型の気圧配置とはどんな状態のこと?

一体「冬型の気圧配置」とはどんな状態のことを指しているのでしょうか?気圧配置というだけあって、気圧がどこかのポジションについた状態をイメージすると思います。
 
そして気圧には高気圧と低気圧がありますが、この二つの気圧が冬独特の場所に来た時に「冬型の気圧配置」と呼んでいるんです。
 
それでは気圧がどんな状態になったときのことなのかを紹介しますね。
 
※気圧について別記事「高気圧と低気圧の仕組み」を参照して下さね。 
 
 

◇冬型の気圧配置の位置

一言で表すと「西高東低」のことを指します。
 
西高東低とは・・・西に高気圧、東に低気圧がある状態の事
 

◇なぜ西高東低が冬独特なの?

冬のシベリア大陸では、放射冷却で地表がかなり強く冷え込むことで「強い高気圧」が発生します。
太平洋では、冷えた空気と一定の水温の影響で、太平洋に「低気圧」が発生します。
 
こうして、大陸から「冷たい高気圧」と「太平洋に低気圧」が発生して「西高東低」という二つの気圧の配置が出来上がるんです。
因みに、この冷えた高気圧は冬にしか発生しないので、冬の天気になる西高東低は冬独特の気圧の位置となるわけです。
 

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冬型の気圧配置の天気とは?なぜ雪が降る?

冬の気圧配置?西高東低?だから何?と言いたくなりますが、日本の冬の天気に大きく影響しているんですよ。
 
代表的なのが「雪」、「快晴」、「冷たい大風」といった天候ですが・・・・
日本海側・・・雪
太平洋側・・・晴れ
太平洋側のの山の麓・・・冷たい風
 

◇なんで冬型の気圧配置になると雪が降るの?

シベリアで発生した「-10℃以下に冷やされた高気圧は乾燥」しています。
 
この高気圧が日本海に来ると、空気より温度の高い海から「熱と水蒸気」を吸いとって「暖かくて湿った高気圧に変化」します。
 
暖かい空気は上空に移動して、上空で冷やされることで空気の飽和量が減り、余った水分が雲になります。そして日本の2500m~3000mの山に雲がぶつかって、冬を降らせるというわけなんです。
 
1、シベリアで「冷い、乾燥した高気圧発生」
 ↓
2、日本海で「熱と水蒸気を補給」→ 「暖かく湿った高気圧に変化」
 ↓
3、湿った空気が冷やされて「雲と雪に変化」、日本海側で雪を降らせる。
 

◇低気圧なのに、なぜ太平洋側では晴れるの?

基本的に低気圧とは移動をするものです。だから夏には台風という大きくて強い低気圧が、南から湿った空気を運んできて日本の上空で雨を降らせます。
 
でも冬の場合は、上空から水分が少ない冷えた空気が海面に向かって吹き込むので、陸地には雲がないくて、海の上に発生する低気圧となるだけなんです。
 

◇冷たい乾いた風はなぜ吹くの?

北関東では「からっ風」という言葉がありますが、「西の高気圧→ 東の低気圧」に向かって空気が流れます。
先程の「雪」でご説明した通り、日本海で吸い上げられた水蒸気が日本海側の山にぶつかって「雪」として落とされます。
そして、水分を失った乾いて冷たい風だけが、「太平洋側の山の麓や陸地」に吹きすさぶというわけなんです。
 
1、気圧の高い方から低い方に向かって風が吹く
 ↓
2、途中、空気中の水分が雪となって山で落ちる
 ↓
3、乾いた冷たい風が山から吹き降りてくる
 

◇日本海の気温と水温の温度差

対馬海流という、暖かい海流が南から日本海に流れ込んでいるので、真冬でも海水温は約10℃以上を保っているんです。
 
そして、-10℃以下の強い寒気が日本海に流れ込むと、温度差が20℃以上にもなるので、お風呂の湯気のように水蒸気が海面に立ち上ることがあるんです。
 
それくらい、冬は温度差が激しいんですよ。
 
 

冬型の気圧配置が緩むとはどんな事?

この冬型の気圧配置になると、日本海側では「雪」、太平洋側では「快晴」、「冷たい大風」となることが分かりました。
 
冬型の天気・・・高気圧の寒気次第
 
つまり、大きくて冷たい高気圧が到来すれば、これまで紹介してきた天気のサイクルの威力が上がって、そんなに冷え込んでいない小さな高気圧なら影響も少ないということになります。
 
冬型の気圧配置が強い・・・シベリアからの高気圧と低気圧の勢力が強い
冬型の気圧配置が緩む・・・シベリアからの高気圧の勢力が弱い
 

◇雪が降るのは・・・・・

スキーやスノーボードでうれしいのは”雪”なので、冬型の気圧配置が週末に訪れれば、新雪が楽しめます。また冬型が強まると、山で雪が落とされつくされないで太平洋側にも雪が降ります。
 
大人にはちょっと嫌なことかもしれませんが、子供は雪で遊べるのでちょっとしたイベントのようで楽しくなりそうですね。
 
 

最後に・・・

「冬の気圧配置= 西高東低」について、簡単に説明をしていきましたが、いかがだったでしょうか?
 
それでは、雪遊び好きには欠かせない雪を降らせる”冬の天気”や、冬の釣りに欠かせない天気情報をチェックするときに参考にしてくださいね。
  
    

 
 
 

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 - 天候・天気

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