オオジャコ=オオシャコの大きさと寿命は?歴史的価値のある貝?

   

 
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オオジャコは、世界最大の海に生息する二枚貝の一種ですが、生物や食用として価値があるだけではありません。数千年前の化石が発掘されていることから、当時の地球の自然環境の研究にも貢献しているんです。そんなオオジャコとはどんな生物か紹介しますね。
 


 
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オオシャコの大きさと寿命はどれくらい?

オオシャコガイとも呼ばれるオオジャコは、冒頭でご紹介した通り、世界最大の2枚貝です。日本に伝わる神話や近年のオーストラリアで、逸話がいくつかありますが、今回はちょっと視点を変えて、歴史的な価値からオオジャコを紹介しますね。
 

〇オオジャコの分類と名称

二枚貝・マルスダレイ目・ジャコガイ科・オオジャコ
 
日本名: オオジャコ
英語: Giant clam
学名: Tridacna (Tridacna) gigas
別名: オオシャコガイ、オオジャコガイ
 

〇オオジャコの生態

西太平洋の南からオーストラリア北部、インド洋に分布。北限は沖縄、南限はオーストラリア・グレートバリアリーフで、温水深1m~15m程度の浅いサンゴ礁付近に生息しています。
 
他の貝のように移動することがないとの、小魚や甲殻類やプランクトンなどを捕食することがないのが特徴ですが、「どうやって生きているの?」と疑問に思いますよね。
 
「オオジャコは、植物やサンゴのように光合成をして成長します」
 
ただ、自分で光合成をするのではなくて、外套膜という貝の一部に藻類が共生しています。光合成をした藻の栄養分で成長しているから、澄んだ海水、水深の浅い場所に生息しているんですね。
 

〇大きさと寿命はどれくらい?

一般的なサイズは「殻長80cm x 殻幅60cm、重さ150kg」くらい。
大きいもので「殻長約127cm」「重さ333kg」といわれています。
寿命は「100年以上」といわれています。最長は不明?
 
 


オオジャコは何に利用できる?真珠の養殖は?

オオジャコの利用には、生態の研究、化石の研究、個体数を増やすための養殖などが主な活用方法です。
 
他には、一時期は真珠の養殖に利用されていました。よく人魚が真珠の入った貝の上に腰を掛ける姿が描かれますが、その貝がオオジャコだといわれています。つまり、それくらいオオジャコは、真珠が育つ環境の相性が良いんです。
 
広くは伝わっていませんが、オオジャコはレッドリストにのっていて、VU= 危急種(絶滅危惧種の一歩手前)に指定されています。勿論、ワシントン条約にも掲載されていて、オオジャコは1983年、シャコガイ科全体は1985年にリストアップされているので、真珠の輸出入には許可証や手続きが必要なんですが、実はあまり守られていないのが現状のようです。
 
鑑賞用にシャコガイを育てている人もいます。流石にオオジャコは無理ですが・・・・。他にはダイバーの楽しみの一つで、潜ったときに鑑賞されています。外見の大きさ醜悪さから、海外では人食い貝という呼び名で呼ばれています。でも、実際に挟まれて死亡するなんてことはありませんよ。
 

〇研究としてのオオジャコは?

殻にはギザギザといいますか、縞模様のような筋があります。この縞は成長した証で、1年に1本ずつ増えていくんです。
だから、何年生きた、どれくらい成長した、縞の幅からその年の天候や環境が分かるんです。
 
化石の場合、先ず生きていた時代の推定年を調べます。次に殻を縦にカットすることで、貝殻やサンゴの骨格の素になる炭酸カルシウムに保存されてたデータから、当時の地球環境と生物のかかわりが研究されているんです。
因みに、この縞々の素は”珪藻”と言われる藻の一種がから作られています。
 
 

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オオジャコいる場所と、ちょっと足を延ばして見に行くなら?

日本にはもう生息していないと思われていましたが、ちゃんと沖縄県周辺に生息しています。また、世界最大のオオジャコの化石も発掘されているんです。
 
海外では、サンゴ礁で有名なグレートバリアリーフが筆頭!
インド洋のサンゴ礁でも見ることができます。
 
東京都では、「大島町貝の博物館」(東京都大島町差木地字クダッチ)、上野公園の一角にある「上野国立科学博物館」で標本が見れます。
 
→ 東京都大島町とは?
→ 上野国立科学博物館
 
 


最後に・・・

オオジャコの身は割と美味しいと聞きますが、残念ながらスーパーで買って食べるなんて機会はないわけで・・・・。いずれ機会があれば食べてみたいものです♪
 
それよりも、最古のオオジャコの化石から、5000年~7000年前の地球がどんな環境だったか、という研究から大発見!なんていうニュースのも楽しみです。
 
それでは、オオジャコを見る機会があったら、数千年前から同じ姿なんだと思って眺めてみてくださいね。
 
 
 

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 - 魚の諸々話

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