気象警報と注意報にはどんな種類がある?警報がない注意報もある?

   

 
156 気象警報と注意報にはどんな種類がある?Top
 
 
天気予報で得られる注意報や警報などの情報を頼りに、私たちは災害に備えながら暮らしています。例えば台風や大雪などが予想されるときに発令されますが、一年を通して、一体どれくらいの注意報や警報があるのでしょうか?そんな気象情報について紹介します。
 

スポンサードリンク

 
スポンサードリンク


天気予報に出てくる警報と注意報はどんな種類がある?

気象に関わる「警報は全部で7種類」「注意報は全部で16種類」あります。そして、気象以外に、噴火や地震などの災害、大気汚染、インフルエンザなど病気など様々な警報もありますが、ここでは「気象に関係する」警報・注意報についてご紹介しますね。
 

◇気象警報の種類

・大雨警報
大雨が降る恐れがある場合。そして、大雨が原因で土砂災害や浸水災害などが起こる可能性がある場合など。
 
・洪水警報
大雨、長雨などの影響で河川が氾濫して生活に影響を及ぼす恐れがある場合。ダムの決壊や大掛かりな放水なども含まれます。
 
・大雪警報
雪が生活に悪影響を及ぼす恐れがある場合。例えば、交通機能へ影響、家屋の倒壊などに関係することなど。
 
・暴風警報
18m/s以上の強い風が吹いて、災害が発生する可能性がある場合。
 
・暴風雪警報
暴風の災害と雪が原因で視程障害、つまり見通しが悪くなる可能性がある場合。
※大雪と強い風だけの場合は、大雪警報や大雪+暴風警報などになります。
 
・高潮警報
低気圧や台風が近づいて、海面が上昇して災害が起こりそうなとき
 
・波浪警報
波の高さが5m以上の大しけになって、高い波が発生する可能性がある場合。
 
※津波警報は含まれない?
津波は、噴火や隕石などによる災害と同じようなもので、気象の影響で起こる現象ではないんです。だから気象警報には含まれません。
 
※地面現象警報と浸水警報は単体で発令されない?
この二つの警報は、大雨が原因で「がけ崩れ、洪水による浸水」などが起こる災害なんです。だから、大雨警報を含めないで発令されることはないんです。
大雨警報+ 地面現象警報
大雨警報+ 浸水警報
 
「地面現象警報」とは、大雨と大雪が原因の「がけ崩れ、山崩れ、地滑り」のこと。
 
 

◇気象注意報の種類

注意報の種類は全部で16種類あります。先ほどの「7種類の警報」になる前の注意報と、9種類の注意報が含まれます。
 
警報よりも警戒度が低い場合の注意報
・大雨注意報
・洪水注意報
・大雪注意報
・風雪注意報
・強風注意報
・波浪注意報
・高潮注意報
 
・濃霧注意報・・・濃い霧が発生して、交通機関に影響が出そうな場合
・雷注意報・・・落雷が発生しそうな場合 
・乾燥注意報・・・空気が乾燥して災害が起こりそうな場合(火事など)
・なだれ注意報・・・雪崩がおきて生活に影響が出そうな場合
・着氷注意報・・・大気の水蒸気が氷って、産業に影響がでそうな場合
・着雪注意報・・・雪が積もって、産業に影響がでそうな場合
・融雪注意報・・・雪が溶けて、土砂災害や浸水など、災害が起こりそうな場合
・霜注意報・・・早霜や晩霜で、農作物へ影響が出そうな場合
・低温注意報・・・急に低温になって、農作物へ影響が出そうな場合
 
ここまでが、気象に関係した通常の警報と注意報になります。この他、警報の上に特別警報というものがあります。
 
 

スポンサードリンク

特別警報とは?どんな種類がある?

2013年8月30日から、「特別警報」という警報の一種が追加されました。この特別警報とは、大雨・地震・津波・高潮など重大な災害が起こりそうなとき、最大級の警戒のために発令する警報なんです。
 
特別警報と警報の違いは、「大雨警報」「暴風警報」「大雪警報」「暴風雪警報」「波浪警報」「高潮警報」のうち、数十年に一度の偏った気象状況になっると予想されたとき発令されます。
 
例えば、数十年に一度の大雪が東京に降って、30~40cmの積雪の可能背がある場合や、台風や集中豪雨などが重なって、1日に1~2ヶ月分の数十年に一度の大雨がまとまった雨が降る可能性がある場合などが挙げられます。
 

◇気象以外の特別警報は?

津波の場合、3m以上の津波の可能性がある場合
火山噴火の場合、生活だけでなく、家屋にも被害が及ぶ可能性がある場合
地震の場合、震度6弱以上の地震の可能性がある場合
 
 


気象注意報で警報がない場合がある?

注意報と警報の関係は、危険度に段階によって分けられています。この段階とは、それぞれ発生する気象状況の強さによって、注意報という下の段階から、警報という上の段階に引き上げられるんです。
 
例えば、雨の場合は、大雨が降るだけなら「注意報」、大雨が原因で災害が起こる可能性が固まったら「警報」、大雨で町が流される可能性がある場合は「特別警報」、という3段階あります。
 

◇注意報だけという場合は?

気象災害に警戒するための段階が必要ない場合、注意報だけで済む場合があるんです。
 
先ほどの注意報の一部、「濃霧注意報」「雷注意報」「乾燥注意報」「なだれ注意報」「着氷注意報」「着雪注意報」「融雪注意報」「霜注意報」「低温注意報」がそれにあたります。
 

◇注意報には二つの目的がある?

1、警報を出す前段階としての注意報。段階を経て警戒度合いを示す場合。
 
2、生活に影響を及ぼして、気象災害になるかもしれない注意をする場合。
 
例えば、「霜注意報」や「低温注意報」は、農作業に影響がでる恐れがありますよね。秋の早い霜、春の遅い霜など。
 
「雷注意報」は、送電システムへの影響などが考えられます。でも小落雷や大落雷など段階を経て強くなったり弱くなったりするものではありあません。落雷の可能性があるから、対策をとっておいてくださいねという注意を促すために発令します。
 
警報のない注意報は、次の通り考えてください。
「生活や産業への影響を軽減するために発令するもの」
 
 


最後に・・・

天気予報を見ていると、様々な注意報や警報が耳に入ってきます。注意報から警報になるのか、警戒をするための注意報なのか気にしながら災害に備えてくださいね。
 
それでは、気象注意報や警報を見落とさないよう、お過ごしくださいね!
 
 
 

スポンサードリンク
スポンサードリンク

 - 天候・天気

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。